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米津玄師「Lemon」日本語楽曲として初のMV10億回再生突破、米津がコメント発表&「アンナチュラル」チームが祝福

米津玄師「Lemon」MVのサムネイル。
6分前2026年11月03日 23:02

米津玄師の楽曲「Lemon」のミュージックビデオが、昨日11月3日23:08にYouTubeでの再生数10億回を突破。これを記念して、米津がコメントを発表した。

2018年2月27日のMV公開から約8年249日での10億再生達成。日本語の歌詞で歌われた楽曲のMVとして10億回再生に到達したのは、この「Lemon」が史上初となる。

「Lemon」はTBS系金曜ドラマ「アンナチュラル」の主題歌として書き下ろされた。大切な人を失った悲しみと喪失を痛切に歌う曲で、制作中には米津自身の祖父の他界がこの曲に大きな影響を与えたという。楽曲は主演・石原さとみ、脚本・野木亜紀子、演出・塚原あゆ子によるオリジナルドラマの世界観と深く響き合い、世間の爆発的な支持を得た。MVの監督は山田智和が務めている。

米津は今回の快挙に際し「Lemonを発表してまもないころ、とんでもない勢いで評判だけが広まっていく様を前にして、あっこの曲がわたしの代表曲になるんですか?とあっけにとられていたのをよく憶えています」とリリース当時に抱いていた心境を回顧。「こういうたぐいの曲は、作者の狙いや心情などを激烈なスピードで置いてけぼりにして、あっちゅうまにほとんどパブリックドメイン化してしまうのでした」と、楽曲の波及力を作者としての視点で捉えつつ「わたしは当時から一貫してLemonに多大な感謝を抱いております。野趣あふれすぎる田舎の野良犬であったわたしに大いなる戸惑いを与え、見も知らぬ景色を見せ、辟易するほどおもろい人生へと導いてくれました」と、思いを語っている。

また「アンナチュラル」チームの石原、野木、塚原もコメントを寄せ、「Lemon」の10億再生突破を祝福している。さらに、米津のYouTube公式チャンネルでは今回の記録達成を記念して、2025年開催のツアー「米津玄師 2025 TOUR / JUNK」の東京・東京ドーム公演より「Lemon」のライブ映像が本日11月4日20:00にプレミア公開される。

米津玄師 コメント

正味なところ、Lemonがこれほどまで広く大きい曲になった理由がいまだにピンときていません。むろん下らない曲を作ったつもりは毛頭ありませんし、加えて、この曲がアンナチュラルという掛け値なしに偉大なドラマの主題歌であり、ドラマ制作陣が愛ある形で丁寧に扱ってくれたからこそ成立した現象だと理解はしているのですが、Lemonを発表してまもないころ、とんでもない勢いで評判だけが広まっていく様を前にして、あっこの曲がわたしの代表曲になるんですか?とあっけにとられていたのをよく憶えています。みんなでキャンプファイヤーでもしよう、くらいの気持ちで端材に火をつけたら、みるみるうちに延焼していき、けっか山火事にまで発展してしまった。右手にはチャッカマン、左手にはバケツ一杯の水。当事者であるわたしが見た景色とはだいたいそんな感じでした。

子供のころ、偉大なミュージシャンが自らの代表曲にそっけない態度をとる姿をよく見てきました。この曲の何がよいのかわからない、気に入ってないからライブではやりたくない、なんて具合にいじけた態度を見せるたび、わたしは内心で「誰がどう聴いてもよい曲だろう、カマトトぶってんじゃねえぞ」と悪態をついていましたが、手前の身に降りかかってみてようやくその態度に得心がいきました。つまり、こういうたぐいの曲は、作者の狙いや心情などを激烈なスピードで置いてけぼりにして、あっちゅうまにほとんどパブリックドメイン化してしまうのでした。そらいじけもするわな、という同情の念を抱ける程度には、わたしはLemonをきっかけにして彼彼女ら偉大なミュージシャンが集う食卓の端席に座れるようになったのだと思います。

期せずしてなにか恨み節のような文になってしまいましたが、わたしは当時から一貫してLemonに多大な感謝を抱いております。野趣あふれすぎる田舎の野良犬であったわたしに大いなる戸惑いを与え、見も知らぬ景色を見せ、辟易するほどおもろい人生へと導いてくれました。今後わたしがショボくれたジジイになり、四回りくらい歳の離れた若造の前でLemonを弾き語り、「そんな辛気臭い曲やめてや」とか「誰も憶えとらんで」とか粗雑に扱われる将来を幻視する夜もありますが、まあそれはそれで。

石原さとみ コメント

米津玄師さん
「Lemon」10億回再生
本当におめでとうございます!

「アンナチュラル」の打ち上げで、夜も更けた頃、皆の熱烈なお願いに応えて駆けつけてくださった米津さん。更に、調律も合っていない、その場にあった古いギターで「Lemon」を歌ってくださったあの時間は、一生忘れられません。

作品を撮り終えた達成感、最高の打ち上げ、そして偶然にも私の誕生日が重なった、人生の転機ともいえる一日でした。

あれから8年
「Lemon」を聴く度に、あの頃の高揚感や多幸感が蘇ります。

10億回という数字の向こう側にも、きっと一人ひとりの大切な思い出や感情があるのだと思います。

米津さん、本当におめでとうございます!またいつかお会いできたら嬉しいです。 

野木亜紀子 コメント

日本で10億再生が出ることなんてあるんですね。とんでもなくすごいです。「アンナチュラル」の主題歌として作ってくださった「Lemon」が、みんなの「Lemon」になり、今や世界の「Lemon」になったということだと思います。それでいてこの「Lemon」という曲には、聴いた人ひとりひとりの極めて個人的な、特別な記憶を呼び覚ます力があるように感じます。私にとっての「Lemon」はまさにそういう曲で、ふとした瞬間に耳に入ると、途端に何かを呼び覚まされる感覚に陥ります。思い出したくないけれど、失くしたくもなく、心の奥で密やかに抱えていたい、小さな光です。米津さん、お忙しいでしょうが、お体に気を付けて。これからのお仕事も、きらめきを食べ尽くすべく楽しみにしています。10億再生、おめでとう!やったね!

塚原あゆ子 コメント

米津玄師さま
「Lemon」10億回再生、おめでとうございます。 
何と凄い記録でしょう。
米津さんの情熱と努力がたくさんの人に届いた、何よりの証ですね。
「アンナチュラル」という世界に、Lemonがくださったインスピレーションは、主題歌の域をこえて、私の五感を揺さぶり、映像になっていきました。
今でも、曲を聴くとミコトや東海林や中堂達がワイワイ話し出します。
きっと、米津さんには、そういう超能力があるに違いない。
重ねて。
本当に本当におめでとう御座います!
また、お仕事ご一緒出来ますよう、心より。

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