井乃頭蓄音団が明日5月22日に6枚目のフルアルバム「シャインマスカットの種子（たね）」をリリースする。2020年のメンバー脱退、コロナ禍を乗り越え、井乃頭蓄音団がついに完成させた「シャインマスカットの種子」。レコーディング方法にこだわり、ドラマーを招いたスタジオでのバンド録音と、神保町試聴室での生々しくアコースティックな一発録音で収録された。初めてメンバーがミックスを担当した曲もあり、バンドの魅力をさまざまな角度から楽しめる1枚に仕上がっている。レコーディングには、ライブのレギュラーメンバーである谷口雄（Key）、宮下広輔（Pedal Steel Guitar）に加え、ドラムで森信行（ex.くるり）と利光辰月、Violinで谷崎航大（THEラブ人間）、バンジョーで齊藤ジョニー、パーカッションで増村和彦、コーラスで井上佳子（ENTHRALLS、ist）が参加。谷崎は飯塚晃弘とともに録音作業も担当し、マスタリングは木村健太郎（kimken studio）が手がけた。シャインマスカットが描かれたアートワークはレキシのグッズなどを手がけるn umaが制作。さまざまなアーティストが関わり完成した本作についてバンドとゆかりのある湯川トーベン、六角精児、渡和久（風味堂）からのコメントも到着した。また井乃頭蓄音団は6月に東名阪で本作のリリースツアーを開催。ツアーは6月29日に、レコーディングを行った東京・神保町試聴室にてファイナルを迎える。ツアーのチケットは井乃頭蓄音団の公式サイトより予約を受け付けている。<h2 id="NA_article_main_h2_1">湯川トーベン コメント</h2>イノチクがヒロヒサ& ヌッキーの二人組になって初のアルバム、おめでとう！ メンバーが抜けてどうするのかなあと思っていたら、名前もそのままで二人で続ける、と聞いて「お～こいつらやるなあ！」とバンドマン魂を感じました。この新譜もそんな二人の想いが沢山×2 詰まってます。そりゃ～嬉しいよね！ 追伸：ヒロヒサ& ヌッキーへ　おれもイノチクファンだよ。<h2 id="NA_article_main_h2_2">六角精児 コメント</h2>様々な角度からアメリカンルーツミュージックを孕んだ「井乃頭蓄音団」。懐かしくもあり新鮮でもある。 なによりそのサウンドは心に優しく染み渡るのだ！<h2 id="NA_article_main_h2_3">渡和久（風味堂）</h2>あったかいサウンドと、どこか切ない歌詞、カトーさんのとつとつと歌う声。この感じ、まさに唯一無二の個性だなー。なんだか忘れかけてた懐かしさが不意に胸を突き刺すような…。ホント素晴らしいアルバムです！<h2 id="NA_article_main_h2_4">ヒロヒサカトー（井乃頭蓄音団）コメント</h2>ある日、閉館前の山の上ホテルで、壁に掲げられた高見順の詩と出会った。それは、胸にある悲しみを「葡萄の種子」に例えた、生きるために必要な願いのようだった。葡萄の種子が悲しみならば、シャインマスカットの悲しみはどこへ行ってしまったのだろう？ 家族に見せるのは憚れるような、他人様にとっては取るに足りないであろう悲しみが、自分にはどうしても大切に思われる。 そういう心は世間から隠してしまいがちだけど、どこかへ消し去ってしまうのも不健康だ。だから人が昔からそうしてきたように、憂鬱は歌にして、少しだけ明日に期待しながら生きていきたい。そんな願いを込めたアルバムになりました。ぜひ聴いてください。<h2 id="NA_article_main_h2_5">井乃頭蓄音団6thアルバム「シャインマスカットの種子」リリースツアー</h2>2024年6月15日（土）大阪府 雲州堂 ＜出演者＞ 井乃頭蓄音団 / 松ノ葉楽団（松葉・トミー） 2024年6月16日（日）愛知県 Rock Bar HUNNY-BUNNY ＜出演者＞ 井乃頭蓄音団 / Sniff 2024年6月29日（土）東京都 神保町試聴室 ＜出演者＞ 井乃頭蓄音団 ゲスト：谷崎航大（Violin） / 利光辰月（Dr）<h2 id="NA_article_sub_h2_1">井乃頭蓄音団「シャインマスカットの種子」収録曲</h2>01. ビューティフル 02. 先生あのね 03. つばくらめ 04. 青い絵 05. フライング・エッグ 06. ギャクバリズム 07. トタンのうた 08. ふぇねちるあみん 09. 空とぶくるま 10. ワルツ 11. ぼくはぼくさ

井乃頭蓄音団が明日5月22日に6枚目のフルアルバム「シャインマスカットの種子（たね）」をリリースする。

井乃頭蓄音団、Rec方法にこだわった6thフルアルバム「シャインマスカットの種子」明日リリース

never young beachのツーマンライブツアー「春歌舞」が、さる4月28日にファイナルを迎えた。今回のツアーでネバヤンは、4月17日の愛知・Zepp Nagoya公演でハナレグミ、4月26日の東京・Zepp Haneda（TOKYO）公演で森山直太朗、4月28日の大阪・Zepp Namba（OSAKA）公演でくるりと競演。敬愛する3組の先輩アーティストと各地で熱演を繰り広げた。本稿では東京公演の模様をレポートする。会場の照明がゆっくり落ちていくと、盛大な拍手を受けて森山直太朗がステージに登場。ピンスポットが照らす中、アコースティックギターを爪弾き「愛し君へ」で静かにライブをスタートさせた。2曲目の「生きとし生ける物へ」では楽曲の途中から、バンドメンバーが1人ずつ演奏に参加。この日のライブは、齊藤ジョニー（Banjo, Mandorin, G）、山田拓斗（Fiddle）、林はるか（Cello）、櫻井大介（Piano, Accordion）からなるアコースティック楽器のみのブルーグラス編成で行われた。森山はエモーショナルな「糧」でシリアスなムードを作り上げたかと思えば、続く「すぐそこにNEW DAYS」では一転、コミカルなステップを踏みながら陽気な歌声を聞かせるなど、観客を自らの歌の世界にグイグイと引き込み、序盤からライブ巧者ぶりをいかんなく発揮していった。森山自らがピアノを弾きながら歌った「さもありなん」では、幻想的なライティングが楽曲の世界観をドラマチックに彩る。続けて「生きてることが辛いなら」が届けられると、観客たちはステージから届けられる真摯で力強いメッセージにじっと耳を傾けていた。歌唱後に盛大な拍手を受けた森山は「友達の家に初めて遊びに行ってすごく楽しくて、『夕飯食べていく？』って言われて、『じゃあせっかくなんで』みたいな……なんか今日は、そんな夜です（笑）」と笑顔で客席に語りかけた。軽快なインスト曲で会場を再び盛り上げると、森山はポップで晴れやかなナンバー「バイバイ」を披露。サポートメンバーを送り出すと、最後に「さくら」を独唱し、美しいファルセットボイスを会場いっぱいに響かせてステージを後にした。never young beachのライブは朗らかな新曲「らりらりらん」で幕を開けた。6月21日に4年ぶりのニューアルバム「ありがとう」をリリースするネバヤン。この日のライブで彼らは新作からの楽曲を次々と披露し、安部勇磨（Vo, G）がここ最近傾倒しているという60～70年代のロックからの影響を感じさせるタフで土臭さを増したサウンドを通じてバンドの現在のモードを示してみせた。またサポートメンバーの岡田拓郎（G）、下中洋介（G / DYGL）、香田悠真（Key）もツボを心得た演奏でネバヤンのサウンドを絶妙にバックアップしていた。最初のMCで安部は、森山のパフォーマンスに触れ、「直太朗さんは、ひさびさにライブハウスで演奏するということで、ハナレグミの永積（崇）さんに電話して、『どんなふうにライブをしたらいいんだろう？』って相談してたみたいで。それを聞いて『困っているな。しめしめ』と思っていたんですけど……いざ本番になったら、めちゃくちゃ仕上がってるじゃないですか！（笑）」と驚きの声を上げた。The Bandを彷彿とさせるアーシーな「蓮は咲く」、巽啓伍（B）と鈴木健人（Dr）が軽快なリズムを刻むカントリーロック「毎日幸せさ」といったニューアルバムからの新曲を届けたネバヤンは、ライブの定番曲「ちょっと待ってよ」を演奏。安部が客席にマイクを向けると、観客は歌い出しのフレーズを大合唱してそれに応えた。「やさしいままで」「帰ろう」といったミディアムチューンをじっくり届けたのち、「あのイントロが聞こえてきたら、みんなどうなっちまうんだろうな？」という安部の言葉を合図にネバヤンは「なんかさ」をプレイ。岡田がお馴染みのイントロを奏でると会場のボルテージが一気に上昇し、間奏では2人のサポートギタリストがソロの応酬を繰り広げて観客を沸かせた。「Hey Hey My My」を経てライブはクライマックスに突入。ネバヤンは最後に「あまり行かない喫茶店で」「どうでもいいけど」といった人気曲を立て続けに演奏し、熱気ほとばしるパフォーマンスで観客を興奮の渦に巻き込んだ。アンコールではネバヤンと森山が2曲でセッション。安部が森山をステージに呼び込むと客席から盛大な拍手が沸き起こる。1曲目に選ばれたのは森山の楽曲「どこもかしこも駐車場」。1番の歌唱を森山、2番を安部が担当した。中学時代から聴き続けているという森山との共演に興奮を隠しきれない安部が「気持ちよかったー！ 天井がないみたいに、ワーッてなっちゃって」と感想を口にすると、森山は「抽象的すぎてよくわからないけど（笑）、楽しい気持ちは伝わってくる。ありがとう！」と笑顔で言葉を返していた。最後に両者はネバヤンの「明るい未来」を演奏。バンドが繰り出す爽快な演奏に乗せて、安部と森山がポジティブなメッセージを高らかに歌いあげ、ハッピーな雰囲気の中ライブはフィナーレを迎えた。<h2 id="NA_article_sub_h2_1">never young beach「春歌舞」2023年4月26日 Zepp Haneda（TOKYO）セットリスト</h2><h3 id="NA_article_sub_h3_1">森山直太朗</h3>01. 愛し君へ 02. 生きとし生ける物へ 03. 糧 04. すぐそこにNEW DAYS 05. boku 06. さもありなん 07. 生きてることが辛いなら 08. インスト 09. バイバイ 10. さくら<h3 id="NA_article_sub_h3_2">never young beach</h3>01. らりらりらん 02. 哀しいことばかり 03. Oh Yeah 04. 蓮は咲く 05. 毎日幸せさ 06. ちょっと待ってよ 07. やさしいままで 08. 帰ろう 09. なんかさ 10. Hey Hey My My 11. あまり行かない喫茶店で 12. どうでもいいけど ＜アンコール＞ 13. どこもかしこも駐車場（with 森山直太朗） 14. 明るい未来（with 森山直太朗）

never young beachのツーマンライブツアー「春歌舞」が、さる4月28日にファイナルを迎えた。今回のツアーでネバヤンは、4月17日の愛知・Zepp Nagoya公演でハナレグミ、4月26日の東京・Zepp Haneda（TOKYO）公演で森山直太朗、4月28日の大阪・Zepp Namba（OSAKA）公演でくるりと競演。敬愛する3組の先輩アーティストと各地で熱演を繰り広げた。本稿では東京公演の模様をレポートする。

ネバヤン、ツーマンツアー東京公演で敬愛する森山直太朗とセッション

YouTubeチャンネル「CAMP17:05」の新シリーズ「TENT SESSION」が本日2月2日にスタート。この第1弾動画にヒトリエが出演している。「CAMP17:05」は、ミュージシャンが仲間と焚き火を囲んでキャンプとライブを楽しむ映像を配信しているチャンネル。新たにスタートした企画「TENT SESSION」はテント内でのライブセッションを収録したコンテンツで、親密な空気感を閉じ込めた映像が楽しめる。今回ヒトリエは1月に配信リリースした最新曲「ステレオジュブナイル」のアコースティックセッションを披露。シノダ（Vo, G）はアコースティックギター、イガラシ（B）はコントラバス、ゆーまお（Dr）はカホンをプレイし、エネルギッシュなオリジナルバージョンとは異なる魅力を届ける。なお今後の「TENT SESSION」シリーズにはインナージャーニーのカモシタサラと本多秀、齊藤ジョニー、daisuke katayamaらの出演が予定されている。※記事初出時、出演者表記の一部に不備がありました。お詫びして訂正いたします。

YouTubeチャンネル「CAMP17:05」の新シリーズ「TENT SESSION」が本日2月2日にスタート。この第1弾動画にヒトリエが出演している。

#齊藤ジョニー

井乃頭蓄音団、Rec方法にこだわった6thフルアルバム「シャインマスカットの種子」明日リリース

ネバヤン、ツーマンツアー東京公演で敬愛する森山直太朗とセッション

ヒトリエがテントの中で「ステレオジュブナイル」アコースティックセッション