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細野晴臣プレイリスト企画 第7回 「僕の細野さん、私の晴臣さん」

5年以上前2018年11月16日 10:05

来年2019年に音楽活動50周年を迎える細野晴臣。長年にわたるキャリアで細野が発表してきた楽曲の数々がApple Musicで配信されている。

ソロ名義の作品はもちろん、はっぴいえんど、キャラメル・ママ、ティン・パン・アレー、SKETCH SHOW、HAS、HASYMO、Yellow Magic Orchestraなどなど、プロデューサーとして手がけてきたプロジェクトが多岐にわたる細野。このたびApple Musicでは細野楽曲の配信に併せて、世代もジャンルも異なる著名人が細野の楽曲で構成するプレイリスト企画「僕の細野さん、私の晴臣さん」を公開している。音楽ナタリーはこの企画と連動し、著名人たちのプレイリストとコメントを連載形式で展開中だ。

第7回に登場いただくのは、氏のレコーディングやライブを支える伊賀航と高田漣の2人。身近な2人の視点からプレイリストを制作してもらった。

伊賀航

プレイリスト名

鮮新世ではありえない熱帯夜にドロシーに恋のひとことを言おうとピクニックに出かけ原因不明の音に悩まされながらも愛を祝いあおうとする事について。

プレイリスト

01. ピクニック
[作詞・作曲:細野晴臣]

02. 熱帯夜
[作詞・作曲:細野晴臣]

03. Something Stupid
[作詞・作曲:C・カーソン・パークス]

04. PLEOCENE
[作詞・作曲:細野晴臣 / 英語訳:肥田慶子]

05. ラップ現象
[作詞:細野晴臣、ピーター・バラカン / 作曲:細野晴臣]

06. AIWOIWAIAOU
[作詞・作曲:細野晴臣]

07. HURRICANE DOROTHY
[作詞・作曲:細野晴臣]

コメント

好きな曲です。

プロフィール

宮城県出身。高校生のときにベースを弾き始める。大学在学中より設計事務所に入社し、2級建築士の資格を得る。1996年に上京したのち、ソウルバンド・benzoに加入。バンド活動に専念することを決意し、設計事務所を退社する。1998年にシングル「抱きしめたい」とアルバム「benzoの場合」をリリースする。2011年にバンド活動休止。現在は、細野晴臣、高田漣、星野源、ハナレグミ、おおはた雄一、寺尾紗穂、イノトモなどさまざまなミュージシャンのサポートベーシストとして活躍中。また長久保寛之(G)、北山ゆう子(Dr)らと結成したバンド・lakeのメンバーとしても活動中。

伊賀航 : TONE

高田漣

プレイリスト名

セルフカバー

プレイリスト

01. Fujiyama Mama
[作詞・作曲:アール・バロウズ]

02. Choo Choo Gatta Gotto '99
[作詞・作曲:細野晴臣]

03. ラムはお好き?part2
[作詞:吉田美奈子 / 補作詞・作曲:細野晴臣] 

04. Retort(Vu Ja De ver.)
[作詞・作曲:細野晴臣]

05. BODY SNATCHERS
[作詞:細野晴臣、ピーター・バラカン / 作曲:細野晴臣]

06. SPORTS MEN
[作詞:細野晴臣、ジャイルズ・デューク / 作曲:細野晴臣]

07. コズミック・サーフィン
[作曲:細野晴臣]

08. RETURN OF BODY SNATCHERS
[作詞:ピーター・バラカン / 作曲:細野晴臣]

09. STRANGE LOVE
[作詞:ピーター・バラカン / 作曲:細野晴臣]

10. Nokto de la Galaksia Fervojo
[作曲:細野晴臣]

コメント

細野さんの楽曲はどれもエヴァーグリーンな響きに満ちあふれているから、いつの時代でもフィットするのだが、御自身のセルフカバーを聴くとそれぞれの時代の細野さんのモードが垣間みられます。オリジナルと合わせてお楽しみ下さい。

プロフィール

音楽家、プロデューサー、作曲家、編曲家、マルチ弦楽器奏者、執筆家。1973年に日本を代表するフォークシンガー・高田渡の長男として生まれる。少年時代はサッカーに熱中し、14歳からギターを弾き始める。2002年にアルバム「LULLABY」でソロデビュー。現在まで6枚のオリジナルアルバムを発表している。自身の活動と並行して、他アーティストのアレンジおよびプロデュース、映画、ドラマ、舞台、CM音楽を多数担当。2015年に父・高田渡の没後10年を機にトリビュートアルバム「コーヒーブルース~高田渡を歌う~」をリリースした。2017年には4年ぶりとなるオリジナルアルバム「ナイトライダーズ・ブルース」をリリースし、「第59回日本レコード大賞」優秀アルバム賞を受賞。2018年8月に砂原良徳との共同プロデュースによるシングル「GAMES」を配信リリース。12月に東名阪ツアー「WINTER GAMES -冬のレン祭り-」を開催する。

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※記事初出時、キャプションに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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