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ENHYPEN、全世界の記者に向けデビュー迎える心境を語る「BTS先輩のようにK-POPを世界に広めたい」

3年以上前2020年11月30日 9:01

ENHYPENが本日11月30日18:00にアルバム「BORDER : DAY ONE」でデビュー。それに先駆けて本日14:00よりデビューメディアショーケースをオンラインで開催した。

ENHYPENは、CJ ENMとBig Hit Entertainmentによる共同プロジェクト「I-LAND」で選出されたHEESEUNG、JAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOO、JUNGWON、NI-KIからなるグローバルボーイズグループ。CJ ENMとBig Hit Entertainmentの設立した会社BELIFT LABの第1弾アーティストとしても世界中から注目されている。

スタジオに登場したENHYPENは「CONNECT! ENHYPENです!」と声をそろえて挨拶。まずMCからグループ名の由来を聞かれたリーダーのJUNGWONは「記号のハイフンが意味するように違う環境を生きてきた僕たちがつながり、共に成長していくという意味が込められています。音楽を通して世界とつながるという意味もあります」と説明した。

メンバー全員が2000年代生まれのENHYPENだが、2004年生まれでメンバーの中で2番目に若いJUNGWONがリーダーに選抜された理由について、最年長のHEESEUNGは「結成後40日間にわたってテストやインタビューを通じてリーダーの選抜を行い、最終的に僕とJUNGWONが候補に挙がりました。その中で僕はリーダーよりも、最年長、そしてグループの仲間として手伝えることが多いのではと思い、その意見を伝えてJUNGWONがリーダーになりました」と語った。JUNGWON本人は「メンバーが僕を選んでくれて驚きましたし、ありがたい気持ちになりました。メンバーをうまく引っ張っていけるように努力したいです。そしてメンバー全員がリーダーシップを持って一緒に成長していけるように、僕自身努力します」とリーダーとしての意気込みを述べた。

JAKEはデビューアルバム「BORDER : DAY ONE」のタイトルについて「“BORDER”という単語が重要。ビジュアル的な面でも“境界”を表現しています」とコメント。SUNOOはタイトル曲の「Given-Taken」に込められたメッセージを「僕たちは今幸せですが、一方では緊張や心配もしています。そういう複雑な感情を表現した曲です。さまざまな感情が交差しても世界に力強く踏み出すというメッセージが込められています」と説明した。SUNGHOONは「ダークながらもパワフルなエネルギーを感じられるポップヒップホップのジャンルの曲です。僕たちは『I-LAND』を通じてデビューすることになりましたが、デビューという夢を叶えられたのは“与えられた”からなのか、“勝ち取った”からなのかについてたくさん悩みました。その悩みをタイトルに盛り込んでいます」と曲調とタイトルについて語った。

「Given-Taken」の振付については最年少でダンスが得意なNI-KIが「境界に立たされた少年が世界に向かっていく強い意志をエネルギッシュなパフォーマンスで表現しました。パワフルでキレキレなダンスに繊細な動作が加わっています。始まりは世界に向かって目を開く様子を表現した振付です」とオープニングの振付を交えて紹介。加えて「僕たち7人が1つのエンジンになる姿をスローモーションで表現したり、世界に向けて矢を放ったり、大きく足を蹴る振付もあります」とパフォーマンスの見どころを丁寧に説明した。

「I-LAND」の収録には彼らの先輩にあたるBTSやSEVENTEENも訪れており、JAYは「BTS先輩がプレゼントをくださってうれしかったです。そのときに『自分自身をもっと愛して自信を持ってほしい。これから大変なことがあるけもしれないけれど、そこで克服したことが今後成長するにおいての原動力になる』というアドバイスをいただいて。このお話を大切に楽しいときもつらいときも常に努力するENHYPENでありたいです」とBTSメンバーと交流した夢のひとときを回顧。SUNOOは「I-LAND」でSEVENTEENメンバーからもらった「パフォーマンスをするときは表情の表現も重要」というアドバイスを胸にこれからも努力していくことを誓った。

MCから今後の目標を問われたJAKEは「メンバーと一緒にいい音楽とパフォーマンスでデビューをして、応援して下さる皆さんに恩返しをしたいですね。デビューに向けてがんばって準備したので一生に一度しかもらえない新人賞ももらいたい! 2020年デビューの新人と言えばENHYPENだと思ってもらえるようになりたいです」と音楽賞レースでの新人賞獲得を狙っていることを明かした。

「I-LAND」の視聴者投票システムによって選ばれたメンバーであり、デビュー前よりSNSで膨大なフォロワー数を抱えていることから、メディアから“グローバルファンメイドグループ”とENHYPENが呼ばれていることについてSUNGHOONは「グローバルファンの皆さんの愛情でここまで来られただけに“グローバルファンメイドグループ”と呼ばれたときに誇りと幸せを感じます」とコメント。第4世代のK-POPボーイズグループに位置づけられるENHYPENだが、このことについてJAKEは「第4世代の中で新しい人気グループだと言われたいですね。先輩の方々のステージを観ていろいろ学びながら、素敵なパフォーマンスで先輩たちの跡を継いでいきたいです」と自身の考えを述べた。

その後、ENHYPENは「BORDER : DAY ONE」に収録されている「Let Me In (20 CUBE)」を披露。7人はレゲエのビートに乗せて軽快な歌声を響かせ、フレッシュなパフォーマンスを報道陣に届けた。続いて配信ではアルバムタイトル曲の「Given-Taken」のミュージックビデオがお披露目されたあと、ENHYPENが白い衣装に着替えて同曲を歌唱。BigHitエンターテインメントのパン・シヒョクとWonderkidが手がけたこの楽曲に込められたメッセージを、全身を使ったパワフルなダンスと繊細な動作で表現してみせた。

パフォーマンスのあと、ENHYPENは世界中のメディアから寄せられた質問に回答することに。デビューに向けてどのような心構えで準備をしてきたのかと聞かれたJAYは「まだデビューすることへの実感がないですが、ここまで来られたのは僕らを応援してくれるENGENE(ENHYPENファンの呼称)のおかげ。プレッシャーもありましたが、ENGENEが期待してくださっていることを考えながら一生懸命準備してきました」とコメントした。

ハイフンに“連結”という意味があることにちなみ、7人を最も強くつないだ輪について問われたHEESEUNGは「全員がデビューという夢を持って一緒にがんばった経験や思い出が僕らのつながりになったと思います。年齢も住まいもバラバラで文化も違う中で1つになれたのはデビューするという夢があったからだと思います」と回答。ENHYPENだけにある強みは何かと聞かれたJUNGWONは「僕が考えるENHYPENの強みは僕たちのストーリーをもとにした音楽とパフォーマンスです。『Given-Taken』は『I-LAND』で生き残り、チームになった僕らだからこそできる現実的な物語になっています。今この瞬間のENHYPENだけができる音楽なので多くの方々が共感してくれるのではないかと考えます」と話し、SUNGHOONは「僕ら7人が生み出すケミストリーも強みですね。デビューまでの時間を共に過ごしながらチームワークがより強固なものになりました。それと7人それぞれのカッコいいビジュアル。僕たちの顔がクローズアップされた映像が公開されたときに『少年と王子をすべて表現することができるオールセンターレベルのビジュアル』という言葉を聞きまして(笑)。個性あふれる7人がそろっているのは個性であり強みだと思います」と照れくさそうに語った。

先輩であるBTSから受けている影響を問われたJAYは「僕らはBTS先輩のパフォーマンスや音楽からアーティストになりたいという夢を抱きました。『I-LAND』ではBTSの曲をカバーできる機会もありましたし、本人たちから直接助言もいただき光栄でした。BTS先輩の音楽とパフォーマンスだけではなく、アーティストとしての立ち振る舞いについても学んでいます。ENHYPENもK-POPを世界に広められるグループになりたいです」とコメント。最後にJUNGWONはグループを代表して「僕たちは全世界のファンの皆さんと記者の皆様のご関心と愛情のおかげでデビューできただけに、これからもこの瞬間を忘れずに一生懸命活動していきたいと思っています。ENHYPENとして大きな誇りを持ってこれからもいい音楽とパフォーマンスを届けることをお約束いたします。よろしくお願いします」と思いを語り、デビューメディアショーケースを締めくくった。

なおENHYPENは本日20:00よりデビューショーを開催。その模様はMnet K-POPとBig Hit LabelのYouTubeチャンネルとAbema、Mnet JAPANで配信される。

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