「心はずっとここに」サンダルテレフォン西脇朱音が万感の思いで卒業、グループは表記新たに新年へ

「心はずっとここに」サンダルテレフォン西脇朱音が万感の思いで卒業、グループは表記新たに新年へ

「サンダルテレフォン 2021 LAST LIVE -西脇朱音卒業公演」の様子。

サンダルテレフォンが12月29日に東京・渋谷WOMB studio Wで西脇朱音の卒業ライブ「サンダルテレフォン 2021 LAST LIVE -西脇朱音卒業公演」を行った。

サンダルテレフォンは2019年春の始動以降、4人体制で変わらず活動してきたが、西脇がもとからの夢であった気象予報士の資格獲得に向けて勉強に専念するため、グループから卒業することを今年9月に発表。メンバーにとって大きな節目となるステージを見届けようと、卒業公演には多くのダルファン(サンダルテレフォンファンの呼称)が集まった。開演前にはサンダルテレフォンの楽曲を数多く手がけるちばけんいちのDJにより、フロアの空気が徐々に熱くなっていく。そしてSE「Ready To Change」が迫力の音量で響き渡ると、それに合わせてサンダルテレフォンがさっそうとステージへ登場。4人はダンスナンバー「Sleeping Beauty」「碧い鏡」を勢いよくパフォーマンスし、ライブ開始早々からオーディエンスのテンションをぐんぐんと上昇させる。「2021年ラストライブ、今年で一番最高の1日にしましょう!」という呼びかけのあとはキャッチーなディスコファンクナンバー「Magic All Night」が披露され、フロアから息の合ったクラップが鳴り響いた。

ここで簡単な挨拶を挟んだサンダルテレフォンは、序盤の勢いを緩めることなく次のブロックへ。アッパーなジャズファンク「It's Show Time!」やニュージャックスウィング調のサウンドが特徴の「SYSTEMATIC」、シティポップナンバー「真夏の匂い」など5曲をノンストップでパフォーマンスした。さらにちばけんいちや、その兄の千葉“naotyu-”直樹が手がけたリミックス音源もセットリストに組み込まれ、クラブダンスミュージックにリアレンジされた楽曲が息つく暇もなく次々に畳みかけられる。11月にリミックスアルバム「REMIXES」をリリースしたサンダルテレフォンは、ライブの戦力にすることを前提にリミックス音源を発表しており、今回のライブでもオーディエンスを踊らせるために新たな解釈が加わった楽曲たちが大いに機能した。「Shape the Future」では西脇が最初の1コーラスを1人だけで歌い上げる展開に観客の視線が釘付けに。彼女の卒業公演であることを忘れるほどの純粋な高揚感が漂う中、4人はライブ本編を一気に駆け抜けた。

アンコールでは、メンバーが4人の写真とともに「ARIGATO」という文字があしらわれたTシャツを着て再登場。夏芽ナツ、小町まい、藤井エリカがこの日のために用意してきた手紙を朗読し、西脇はそれぞれの思いを涙ながらに受け取めていく。夏芽は「こんなに身近で成長していく人の姿を見たのは初めてで、どんどん強くなっていく朱音を見て私ももっと成長できるはずっていろんな面で勇気をもらいました。これから大変なことがたくさんあると思うけど、次会うときは元メンバーという唯一無二の存在になるので、だからこそできる話もあると思うし、いっぱい相談してまだまだ一緒に成長してきたいです」とこの先も2人の友情が続いていくことを約束。続いて涙で頬を濡らした小町は「朱音も私もステージで泣くような女じゃないので、この手紙を読んでいるときは2人とも笑っていることでしょう」「『ファンの方の間では一番仲の悪いペアだと思われてるよね』ってよく一緒に話しましたね」「これからもLINEとかでお話ししてください。ブロックしないでね」と口にして笑いを誘いつつも、「サンダルテレフォンとして4人で活動したこと、絶対に忘れません」と自身の思いをしっかりと伝えた。

小町と夏芽が前身グループから活動していたのに対し、西脇とともにサンダルテレフォン始動のタイミングでグループに加入した藤井。いわば西脇と同期である彼女は目から涙をあふれさせつつ、「卒業を発表してからの朱音はいつも以上にキラキラ輝いていて、全力で楽しんで笑って喜んで。少し距離があったメンバーの仲が縮まった気がして、今の関係性が心地よくて大好きです。だから最後にわがままを言うと、まだ一緒に活動したいです。朱音の口癖は『幸せになりたい』だけど、今幸せですか? 幸せならエリは満足だし、将来の夢に向けてがんばる朱音を応援します」と精一杯のエールを送った。

藤井としっかりと抱き合った西脇も手紙を取り出し、メンバー1人ひとりに言葉をかけていく。続いて西脇がダルファンに対し、「一緒に悔しがってくれたり、喜んでくれたり、本当にたくさんの気持ちを共有してくれてありがとう。アイドルだからみんなのことを支えなきゃいけない存在なのに、たくさん支えられちゃいました。私はいいアイドルになれていましたか?」とフロアに呼びかけると、その言葉を肯定する温かい拍手が沸き起こった。さらに彼女は「出会えたことが本当に奇跡だと思っているし、全部の出会いを忘れません。サンダルテレフォンからは今日卒業しますが、心はずっとここにあるんだと思います。だから、これからもっともっと大きくなる3人を一緒にダルファンとして見守り続けられたらと思います。今まで西脇朱音と私のいるサンダルテレフォンを応援してくれてありがとうございました。これからもサンダルテレフォンをよろしくお願いします。心から大好きな日常でした」と続け、晴れやかな表情を浮かべた。

場内が感動的な空気で満たされる中、4人はラストスパートとして「かくれんぼ」「Step by Step」「コーリング」の3曲を歌唱。「Step by Step」では「歩んできた道は大丈夫 未来行きだよ」「立ち止まってなんていられない 道は続くよ」といった前向きな思いを描いた歌詞が彼女たちの姿と重なり、いつも以上にエモーショナルに響いた。

なお、この公演ではサンダルテレフォンの表記がSANDAL TELEPHONEになること、5月10日に新作音源「Lightsurfer / レビュープレビュー」がリリースされること、2月5日に東京・恵比寿CreAtoで新体制初のワンマンライブ、3月よりライブツアー「SANDAL TELEPHONE 1st Tour 2022『ReviewPreview』」が行われることが発表された。

サンダルテレフォン「サンダルテレフォン 2021 LAST LIVE -西脇朱音卒業公演」2021年12月29日 渋谷WOMB studio W セットリスト

01. Ready To Change
02. Sleeping Beauty
03. 碧い鏡
04. Magic All Night
05. It's Show Time!
06. ワンダーランド
07. SYSTEMATIC
08. 真夏の匂い
09. Follow You Follow Me
10. ワンダーランド(Kenichi Chiba Remix)
11. コーリング(Kenichi Chiba Remix)
12. Sleeping Beauty(Kenichi Chiba Remix)
13. Magic All Night(Kenichi Chiba Remix)
14. Follow You Follow Me(Kenichi Chiba Remix)
15. 真夏の匂い(naotyu- Remix)
16. Step by Step(Kenichi Chiba Remix)
17. Shape the Future(Remix→Original)
<アンコール>
18. かくれんぼ(Intro Mix)
19. Step by Step
20. コーリング

SANDAL TELEPHONE 2022 1st LIVE

2022年2月5日(土) 東京都 恵比寿CreAto
[1部]OPEN 13:30 / START 14:00
[2部]OPEN 17:30 / START 18:00

SANDAL TELEPHONE 1st Tour 2022「ReviewPreview」

2022年3月4日(金)大阪府 梅田CLUB QUATTRO
2022年3月21日(月・祝)愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
2022年3月27日(日)福岡県 DRUM Be-1
2022年4月2日(土)宮城県 仙台MACANA(※昼夜2回公演)
2022年4月30日(土)東京都 WWW X

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