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三代目JSB岩田剛典「冬きみ」は魂を込めた作品、“血豆との別れ”を語る

7年以上前2018年01月26日 4:05

昨日1月25日に東京・新宿ピカデリーにて映画「去年の冬、きみと別れ」の完成披露舞台挨拶が開催され、岩田剛典(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE、EXILE)、山本美月、監督の瀧本智行、原作者の中村文則が登壇した。

「去年の冬、きみと別れ」は、ある事件の真相を追ううちに抜けることのできない罠にはまっていくルポライターの姿を描くサスペンス。岩田がルポライターの耶雲恭介、山本が耶雲の婚約者・百合子、斎藤工が猟奇殺人事件の容疑者で天才カメラマンの木原坂雄大を演じる。

今作が単独では初主演映画となる岩田は「完成披露舞台挨拶でこんなにも緊張する作品はほかにありません。自分にとって挑戦の作品となっているので、今日は短い時間ですけど楽しんでいってください」と挨拶。MCから原作を読んだ感想を問われると、「まんまとだまされました。小説ならではの描写といいますか、トリックや伏線が映画化されたときにどういう映像作品にまとまるのか、とても興味が湧きました。そして結末を知ったときには、また最初から何度も読み返したくなるような作品でしたし、すごく僕はラストの終わり方に衝撃を受けましたね」と話した。映画を観た中村が「原作の核を捉えて、映像ならではの変更がまた面白くて。原作者であることを忘れ、いち観客として見入ってしまい、気持ちよくだまされました。素晴らしい映画体験をさせていただきました」と話すと、岩田は「映画でだまし返せてよかったです」と笑顔を見せた。

また岩田は映画の撮影期間を振り返り、「暗くて深く、長いトンネルをずっと走っている気分で、いつ出口が見つかるのかと暗中模索していました。監督が夢に出てくるくらい役柄に没頭できた作品は今回が初めてでしたね。それぐらい作品のパワーが耶雲恭介という役柄に取り憑いていたというか、そういう感覚もありました」としみじみ語る。一方山本は、瀧本の演出について「とにかく細かくて、考えてお芝居をしても、指先の動きまで指示されるので、途中ちょっとイヤになったことも……(笑)」と告白。続けて「最後のほうで、1回だけ監督に褒めてもらえて。車の中で待っていたら、ドアを開けて『今のよかったよ』と言っていただけたのですごくうれしかったです」と微笑んだ。

終盤には映画タイトルにちなみ、司会から「2017年の冬に別れを告げたものは?」という質問が。岩田は「僕、よく足を机の角にぶつけるんです。夏頃に右足の親指に大きな血豆を作ってしまいまして。それが育って、冬になって、ようやく血豆の色が付いている部分を全部爪切りで切ることができました」と神妙な面持ちで答え、司会から「おめでとうございます!」と祝福される。山本は、インタビュー取材でよく聞かれる「美の秘訣はありますか?」という質問が苦手だという。「本当に何もしていないんですが、『そんなわけないでしょ!』と言われたくなくて。『何もしてない』と答える自分と別れるために、ジムに行き始めて、ストレッチをしてハーブティーを飲んでから寝るっていうモデルさんみたいな生活も始めました。何もしてなくないです!」と口にした。

最後に岩田は、これから作品を鑑賞するファンへ「この作品は、観た方すべてが裏切られ、だまされるような予測不能なサスペンスになっています。これからスクリーンで起こることから、一瞬たりとも目を離さずにお楽しみください」とコメント。さらに「瀧本監督のディレクションのもと、精一杯主人公の役を演じさせていただきました。本当に魂を込めた作品です!」と力強く話し、イベントを締めくくった。「去年の冬、きみと別れ」は、3月10日より全国ロードショー。

(c)2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会

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