吉田貴司によるマンガ「やれたかも委員会」がテレビドラマ化。4月クールのMBS・TBSのドラマイズム枠にて、放送されることがわかった。
「やれたかも委員会」はSNSを中心に話題を集めているWeb発のマンガ。「あのとき、もしかしたら、あの子とやれたかもしれない」という思い出を持つ人々が体験談を語り、聞き手となる“やれたかも委員会”メンバーが「やれた」か「やれたとは言えない」かを判定するというストーリーが展開される。本作がAbemaTVでドラマ化された際にはロバートの秋山竜次、朝比奈彩、本多力が“やれたかも委員会”のメンバーとして出演した。
またテレビドラマ版の“やれたかも委員会”の面々も明らかに。主人公で“やれたかも委員会”の犠星塾塾長・能島譲を佐藤二朗が、委員会の中で唯一の女性メンバー・月綾子を白石麻衣(乃木坂46)が、帽子にサングラス姿という一見風変わりな出で立ちで「やれた」の札を上げるオアシスを山田孝之が演じる。
原作では「やれたかも委員会」に訪れる相談者の“やれたかもエピソード”の回想をメインに描かれるが、テレビドラマ版では、相談者の回想パートに加えて、委員会メンバー3名と相談者の間で繰り広げられる「やれた」「やれたとは言えない」の判定に至るまでの熱い議論も細かく丁寧に描写。“やれたかも委員会スピリッツ”をリスペクトし、最大限に継承しつつも新しい「やれたかも委員会」が表現される。
「やれたかも委員会」は4月22日(日)深夜24:50よりMBS、4月24日(火)深夜25:28よりTBSにて放送スタート。
MBS・TBS「やれたかも委員会」
MBS
2018年4月22日(日)24:50~
TBS
2018年4月24日(火)25:28~
佐藤二朗 コメント
「どうでもいいようにみえることに心血を注ぐ」。職業柄、よくやることではある。が、これほど、その一点のみに気を割いた作品は珍しい。「やれたかもしれない夜」は「人間の綻び」である。綻びがあるから、人は面白い。綻びがあるから、人生は色彩豊かになる。なんつって。なんつってじゃない。せっかく真面目に書いてるのになんつってはいただけない。笑っていたらいつの間にか泣いていた。そんなことが起きたら嬉しい。時に可笑しく、時に哲学で、時に切ない。そんな「やれたかも委員会」は、紛れもなく、純愛作品である。なんつって。
白石麻衣 コメント
月綾子役を演じる乃木坂46の白石麻衣です。「やれたかも委員会」のお話をいただいた時は、とても嬉しかったです。まだ演技の経験が浅いので、佐藤さんや山田さんの存在がすごく心強かったです。皆さんに楽しんで観ていただけると幸いです。よろしくお願いします。
山田孝之 コメント
既にAbemaTVで放送されている「やれたかも委員会」ですが、どちらも違った良さがあると思うので、どちらもお楽しみ頂ければと思います。
山口雅俊(演出)コメント
注:ドラマ「やれたかも委員会」は、恋愛ドラマです。
吉田貴司(原作者)コメント
この漫画は最初は僕が1人部屋の片隅で描いたものでした。
それがひょんなことからインターネットで広まり、たくさんの方のご協力により、この度地上波でドラマ化されることになりました。そしてこの豪華キャスト。ちょっと信じられないことです。
部屋の片隅から宇宙に飛び出た気分です。
どんなものが見られるのかワクワクしています。
今回はドラマオリジナルの世界観となり、漫画とはキャラクターの名前が若干異なります。
漫画とは一味違う一つのパラレルワールドとしてお楽しみください。
本作品を宇宙まで連れていってくれた山口監督、ならびにこのドラマに携わる全ての人に感謝します。