映画「恋は雨上がりのように」の主題歌として制作された、鈴木瑛美子×亀田誠治による神聖かまってちゃんのカバー「フロントメモリー」が5月11日に配信リリースされることが決定。配信に先駆けて同曲のミュージックビデオがYouTubeで公開された。
「フロントメモリー」はもともと神聖かまってちゃんが2014年にリリースしたシングルの表題曲で、かまってちゃんバージョンは川本真琴がボーカルを担当。「恋は雨上がりのように」の原作を描いたマンガ家の眉月じゅんは同曲を「このマンガのテーマソング」と位置付けていることから、鈴木と亀田によるカバーが映画主題歌になった。
カバーバージョンのMVは、映画を監督した永井聡が制作したもの。映画本編のシーンがたっぷり使用されており、小松菜奈が演じる主人公・橘あきらが大泉洋演じるファミレス店長・近藤正己への思いを募らせていく様子が、あきらの目線で描かれている。
5月11日に配信される「フロントメモリー」のジャケットは、学校のベランダであきらが「フロントメモリー」を聴いている様子を眉月が描き下ろしたイラストが使用されている。
映画「恋は雨上がりのように」は5月25日公開。5月23日には伊藤ゴロー、神聖かまってちゃんのの子とmono、忘れらんねえよの柴田隆浩、スカートの澤部渡が劇伴を担当した映画のサウンドトラックも発売される。
眉月じゅん コメント
描き下ろしジャケットについて
風が駆け抜ける学校のベランダであきらが「フロントメモリー」を聴いているイメージで描きました。
の子さんの描く女の子のイラストもこっそりと校舎の壁に。
大好きな曲のジャケットを描けるなんてとってもとっても嬉しいです!
MVについて
晴れているようで曇ってて、元気なのに憂鬱で。
思春期の女の子にぴったりな曲だなぁと思いこの曲を勝手にあきらの、恋雨のテーマソングとして連載中ずっと聴いていました。
そして『絶対にそう(主題歌に)なってほしい!』と願い続けていたことが、今こうして永井監督のおかげで現実となりました。
連載を終え、アニメも映画も完成し、まるで恋雨の集大成のようなMVだと思いました。
携わってくださったすべての方に心より感謝いたします!
神聖かまってちゃんは天才。