majikoがニューシングル「ひび割れた世界」を7月4日にリリースする。
表題曲「ひび割れた世界」は、東海テレビ・フジテレビ系で6月2日(土)よりオンエアされるドラマ「限界団地」の主題歌。佐野史郎が演じる主人公・寺内誠司の“孫娘のためにはどんな犠牲も厭わない、狂気をはらんだ老人”の心情が込められた楽曲となっている。majikoはこの曲について「今回わたしが歌わせて頂いた、『ひび割れた世界』という曲は、まさしくその正義を貫くための愛と狂気の矛先、“君”のための歌であり歌詞であると思っております。ありったけの感情と心を込めて歌わせて頂きました」と語った。またドラマで主演を務める佐野は「majikoさんの歌声を聴いて、一気に時間を飛び越え10代の頃に夢中になって音楽を聴いてた頃に身体を持っていかれた」と、majikoの歌についてコメントを寄せている。
シングルは通常盤とUNIVERSAL MUSIC STORE限定盤が用意され、限定盤にはクリアファイル、ポストカード、ロゴステッカー、“団地にまつわるグッズ”が付属する。なおカップリングには「パラノイア」「エスケイパー」を収録。表題曲「ひび割れた世界」はCD発売に先駆け6月15日に先行配信リリースされる。
majiko コメント
オトナの土ドラ、わたしは「火の粉」から好きで観ていたのですが、自分が今回そのオトナの土ドラの最新作、「限界団地」の主題歌を歌わせてもらえるなんて、本当に嬉しかったです。脚本を読ませて頂き、狂気と愛、そしてそれに一貫してある自分の正義を貫く心。今回わたしが歌わせて頂いた、「ひび割れた世界」という曲は、まさしくその正義を貫くための愛と狂気の矛先、“君”のための歌であり歌詞であると思っております。ありったけの感情と心を込めて歌わせて頂きました。この曲が、今作品である「限界団地」に激しく、そして優しく寄り添えるものでありますようにと、心から願っております。
佐野史郎 コメント
majikoさんの歌声を聴いて、一気に時間を飛び越え10代の頃に夢中になって音楽を聴いてた頃に身体を持っていかれた。平成生まれの若き女性シンガーの中にも、かけがえのない声の持ち主は、決して少なくないだろうけれど、majikoさんは他の人の作った詞や音を、まるで空気を吸い、ご飯を食べるように身体に摂り入れ、自分の血肉としてしまうように感じる。ドラマ「限界団地」の主題歌のために書き下ろされた「ひび割れた世界」も、あっという間に飲み込んでしまった。歌詞の中の「君」は聴く人全ての「君」となり、ドラマを観る人たち全ての「君」となるだろう。その「君」とは、この世界を受け止めるすべての「我」の身体のことだと思い知らされ、歌の破片はその身体を突き刺すだろう。だから、majikoさんは、その傷口を癒すために、この歌を歌い続けるだろう。僕も、この歌と共に、「限界団地」という名の今を生きぬかねばならない。
majiko「ひび割れた世界」収録曲
01. ひび割れた世界
[作詞・作曲:小倉しんこう / 編曲:横山裕章]
02. パラノイア
[作詞・作曲:majiko / 編曲:majiko、木下哲]
03. エスケイパー
[作詞:jam、majiko / 作編曲:H ZETT M]