ゴールデンボンバーの樽美酒研二(Doramu)がニューシングル「タツオ…嫁を俺にくれ」の発売を記念して、本日9月1日に東京・ソフマップAKIBA 4号店にて「腹筋タッチ会」を開催した。
シングルの表題曲およびカップリング曲の作詞作曲だけでなく、歌唱を担当していることから企画された樽美酒単独の「腹筋タッチ会」。開催当日に詳細が告知されたにも関わらず参加券は早々に配布が終了し、イベント自体も大きな盛り上がりを見せた。
イベント前に樽美酒は囲み取材に応じ、イベントで着用する衣装を披露したほか、新曲について熱弁した。数多くのグラビアアイドルがイベントを行ってきたソフマップに憧れを抱いていたという彼は、バスローブ姿で会見場に登場。そして取材陣のリクエストに応えバスローブを脱ぎ、割れた腹筋をアピールできるピンクのセパレートの水着にハイヒール姿というインパクトのある姿を披露した。
今回、自身が楽曲を制作し、歌うことになった経緯について樽美酒は「ゴールデンボンバーは鬼龍院翔(Vo-karu)が全部をやっていて、極端に鬼龍院翔が忙しくなると、ほかのメンバーがとんでもなく暇になるんです。それで我に返って、昔、曲を作ってたなと思い出して作り始めたんです」と説明。歌詞にはゴールデンボンバーの楽曲アレンジを手がけるtatsuoの妻への思いが表現されていると語り、「不倫の一歩手前。僕の脳みその中の歌です」と述べた。また、「最初はこういう歌詞になる予定ではなかったんです。昔、青春パンクが好きだったので、青春パンクっぽい熱いやつを書こうと思って書き始めたのに、青春を思い出せなくて。好きなことをイメージして書こうと思ったんです。で、僕、AVの人妻ものが大好きで。そのことについて書いてみようと。そしたら1時間くらいで書けちゃって。カップリングの『近所の奥さんを支配する』もすぐ書けちゃったんですよ!」と作詞は順調だったことをアピール。なお、歌詞の題材となったtatsuoの妻は「素敵な曲ですね」と感想を口にしていたと語った。
また「歌う気満々な感じではないです」と歌には自信がなかったと謙遜しつつ、鬼龍院翔に薦められてメインボーカルを務めたことを回顧。「決心してやってます。苦労しましたけど、レコーディングはなんとかできました。どうしたらいいのかわからなくて、こんな大変なことを鬼龍院翔はやってたんだ!って感謝の気持ちが生まれてきましたね」と鬼龍院への思いを熱く語った。一方で喜矢武豊(Gita-)と歌広場淳(Be-su)は樽美酒の活躍には興味を示してないようで、樽美酒は「それが彼らのスタイルなんで」とクールに口にした。
そして「腹筋タッチ会」を実施することになった背景には、ファンから腹筋に触りたいというリクエストがあり企画したと説明。樽美酒は「とにかく差し上げたいんですよ、この体を」と愛おしそうな表情を浮かべた。さらに樽美酒はシングルの超豪華盤に同梱されるパリで撮影した写真集についても言及。お気に入りの写真を披露しながら、「ツアーの合間にパリで撮影したので、すっごいきつかったです。でも、中身はかなり濃いものが撮れて。ファンの方が絶対喜んでくれるものが撮れた。点数は350点くらい。もう(写真集は)出さないかもしれない。ただ、今見せる体、お見せできるものはまだあるなと。(これが)僕のすべてです」と胸を張った。記者から体の鍛え方を問われると、「週6でトレーニングをしてます。趣味がそれになってます。ゴールデンボンバーの活動は、トレーニングの時間が空けば。片手間です」と冗談交じりに回答。そして、「この曲が誰かに届いてほしいとは思わないです。tatsuoさんの奥さんに届けば」と言いつつ、ファンへのメッセージを求められると「本当に皆様のおかげで活動できていますし、皆様に届けたくて心を込めて作らせていただきましたので、どうかお買い求めください」とアピールした。
なお、樽美酒はイベント第1部終了後に音楽ナタリーの取材に応じ、「腹筋を優しく触られるって、ヤバいですね。普通の精神状態を保てなかった。何回も理性が保てなくなって……なんとか保てましたけど」とファンとの触れ合いにドキドキしたことを告白。「こう自分にとってのご褒美みたいな感じでしたね。ファンの方のために開催してるのに。結局、ファンの方にもらってばかりです」と笑った。そしてセパレートの水着とハイヒールを衣装として用意したことについて、「ソフマップさんといったらグラビアアイドルの方がイベントしてるので。普通の樽美酒研二でやったら負けた気がして。ファンの方も受け入れてくれて、喜んでくださったみたいで、光栄でした」とコメント。なお「腹筋タッチ会」は今後も行われる予定で、樽美酒は「理性を保ちながらがんばります!」と意気込んだ。