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岩田剛典「パーフェクトワールド」撮影で多くの学び「命の大切さを教えてもらえる作品」

左から柴山健次監督、須賀健太、杉咲花、岩田剛典、芦名星、大政絢。
7年以上前2018年09月04日 12:02

本日9月4日に東京・丸の内ピカデリーにて岩田剛典(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE、EXILE)と杉咲花がダブル主演を務める映画「パーフェクトワールド 君といる奇跡」の完成披露舞台挨拶が行われた。

10月5日に全国公開される「パーフェクトワールド 君といる奇跡」は、有賀リエのマンガ「パーフェクトワールド」を原作としたラブストーリー。岩田は突然の事故で車椅子生活を送ることになった建築士・鮎川樹、杉咲は初恋の人である樹を一途に思い、もがきながらも一緒に生きていこうとする川奈つぐみを演じる。

舞台挨拶には岩田と杉咲に加え、キャストの 須賀健太、芦名星、大政絢、監督の柴山健次が登壇。岩田は最初の挨拶で「お足元の悪い中、お越しいただきありがとうございます」と台風が接近する中駆け付けた観客をねぎらい、「いよいよ『パーフェクトワールド』公開間近ということで、このイベントを楽しみにしてきました」と声を弾ませた。須賀は本番前に芦名から「マイクを持ったら司会者のよう」とファッションをいじられたそうで、「『はーい!』って言う司会者っぽいって言われたんですけど、僕ちょっとわからなくて……」と困り顔。岩田から「1回だけ!」とねだられた須賀はわからないなりに「はーい!」と景気のいい声をあげて会場の笑いを誘った。

本作の出演が決まった際の心境を問われると岩田は「初めての障がいと向き合う役柄でした。この作品の題材はかなり繊細で、誰しもが環境や境遇に共感できて、命の大切さを教えてもらえる作品になっています。こういう恋愛の形もあるんだなと、出会いの到達点は究極なのかなと思いました」とコメント。杉咲は「自分にはこういう恋をするようなラブストーリーは無縁だと思っていたので、新しい挑戦をさせてもらえることへのうれしさが大きくて。でも恋愛はいろんな形があるので自分が共感できない、体験したことがないことを演じなくてはいけなくて、そういう不安もありました」と述べた。

岩田は樹のモデルとなった建築士・阿部一雄氏に話を聞きながら役作りに臨んだそうで「日常生活でどういうところが不便なのか、どういう生活をしているのかお話を聞いて役に生かさせていただきました。経験するのとしないのとは全然違って、自分が思っていた以上に(車椅子での生活は)大変。1cmの段差でも操作が大変でした。どの建物もバリアフリーが行き届いているわけじゃないので、こういうところですごく苦労されてるんだなとか、こういうところをもっと変えていけたらいいのになとか、学ばせてもらいました」と実際に車椅子に乗って演技をした感想を話す。また本作は岩田の主演映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」のチームが再集結してできた作品で、このことについて彼は「作品は違うんですが、奇しくも“樹”というキャラクター名が一緒。前回は女性に拾っていただく側だったんですけど、今回は猫を拾っています。ぜひともそのシーンにご注目いただきたいですね」と見どころを話した。

つぐみに思いを寄せる同級生・是枝洋貴を演じた須賀に「実際同じ立場だったらどうするか?」という質問がMCから飛ぶと、彼は「取材でよく質問されて『僕だったらアタックします』と言うんですけど、今日、冷静になってちょっと考えてみたんです。相手が岩田剛典……はい、諦めましょうと思いました」と回答。会場に笑いが起こる中、突然話題に出された岩田は「なんで巻き添えにしたの?」と笑い、須賀は「パーフェクトな存在なので!」と声を大にした。

今作が「パーフェクトな世界にたどり着くために試練を乗り越える」作品であることから、トークは撮影中に乗り越えた試練があったかという話題に。岩田は車椅子バスケのシーンを挙げ、「想像以上に過酷で、パフォーマーも兼任しているんで体を鍛えているんですけど、なかなか普段使わないところの筋肉を使ってパフォーマーのほうに支障が出るんじゃないかと思うほど体が痛くなって。主に腕と首ですね。僕は胸から下が全部使えないという役柄で、制限された中で一生懸命動かないといけなくて大変でした」と話す。杉咲は車を運転するシーンを挙げ、免許を持っていないため運転席の設備がわからず、何度もクラクションを押してしまったというエピソードを明かす。須賀から「なんで押しちゃうの?」と聞かれた杉咲は「立ち上がるときに」と理由を話し、そのやり取りを横で見ていた岩田は「かわいらしいエピソードですね」と穏やかな表情で見守っていた。

その後キャストたちは岩田の差し入れについて話に花を咲かせる。須賀が明かしたクレープ店をワゴンごと差し入れたというエピソードに続いて、杉咲が「焼き肉ロールを差し入れでくれたんですけど、本当においしくて……それがすっごくおいしくて『おいしいですね』って言ってたらまた別の日に差し入れしてくださったんですよ。ひと言ひと言を覚えていてくれて、本当に優しいんです」と岩田を褒めると、岩田は「完全に味をしめていました」とニヤリと笑った。本作で岩田、杉咲、芦名は制服姿を披露しており、そのことについて芦名は「花ちゃんと並ぶと恥ずかしくて……」と話し、岩田もそれに同調。岩田は「もう本当に勘弁していただきたかった(笑)。ずっと男子校通いで学ランしか着ていなかったんで、初めてブレザーを着させていただいて。でもふざけてはらないとやっていられない雰囲気だったので過去のシーンは明るくやらせていただきました」と照れくさそうに話した。

最後の挨拶で杉咲は「完成した映画を観て、いつ死んじゃうかわからないのは誰にでも言えることで、だからこそ今大事な人にありがとうって言ったり、好きな人に好きって言ったり。今できることを今しなきゃなと思わせてもらって。大切な人をより大切に思える作品です。この映画を観て大切な人を思うきっかけになれば」とコメント。岩田は「『パーフェクトワールド』はこの秋最高に切ないラブストーリーです。愛の力で障がいを乗り越えていく姿は世代を問わず、共感していただけると思います。まだ公開まで1カ月ありますけど、これからどんどん『パーフェクトワールド』の輪を広げていけたらと思います」とイベントを締めくくった。

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