[ALEXANDROS]が木村拓哉主演の新作ゲーム「JUDGE EYES:死神の遺言」に書き下ろしの新曲「アルペジオ」を提供した。
これは、本日9月10日に東京・東京ミッドタウン ホールで行われたイベント「PlayStation LineUp Tour」の中で発表されたもので、[ALEXANDROS]はイベント後に行われた「JUDGE EYES:死神の遺言」の完成披露会にも登壇。主演を務める木村や、ゲームにキャストとして出演する中尾彬、谷原章介、滝藤賢一と共に会場に集まったゲームファンと記者陣に本作をアピールした。
龍が如くスタジオが制作した「JUDGE EYES:死神の遺言」は、木村が扮する元弁護士の私立探偵・八神隆之を主人公としたリーガルサスペンスアクションゲーム。尾行、潜入、戦闘といった“調査アクション”を駆使して謎を解きながらドラマを進めていくゲームとなる。八神と同じ衣装で登場した木村は、開口一番「ゲームのキャラクターに自分を寄せるってことを初めてやってみたので、ドキドキしています」とコメント。中尾は「なんでここに俺がいるのかわからない。56年役者をやっているけど……嫌な仕事でした」とマイペースなひと言で来場者を笑わせていた。
木村は「ゲームのトレイラーで自分が動いているところを拝見させてもらって、興奮はしているけどちょっと照れる感じ。初めてのことばっかりだったので、驚きの連発でした」と、初のゲームの主演を務めたことの感想を述べた。今回のオファーを「しょうがなく引き受けた」と話す中尾は「やってるうちにノッてくるもんですね。こういう作品を自分でも監督してみたいと思いましたよ」と語る。モーションキャプチャーを撮る際に身体を絞って挑んだという谷原は、体型があとから自由に変えられることを撮影時に聞いたとを打ち明け「そういうのは最初に言ってくださいよ!」と制作陣に茶目っ気のあるツッコミを入れる。「クセのある刑事役」と紹介された滝藤は「こんなにカッコよくしていただいて、大変うれしいです。役作りはいつも通りのクセで挑みました」と笑顔でコメントした。また完成披露会ではゲームで“極道者”を演じているピエール瀧(電気グルーヴ)からのビデオメッセージが上映され、「ゲームをプレイする側の僕としては非常に贅沢なうれしさがある。最後まで目が離せないサスペンスストーリーとなっております」とゲームをアピールした。
ゲームの主題歌とエンディングテーマを制作した[ALEXANDROS]の川上洋平(Vo, G)は、新曲「アルペジオ」が使用されたトレイラーを観た感想として「これはちょっとヤバいことになる。大興奮でした」とテンション高めに語る。川上は本作の印象について「こんなに自由にやらせていただいて光栄でした。映像を観させていただいた際にイントロが浮かんで、自分の中から自然と出てきた言葉を歌詞にしました」と新曲の制作背景を明かした。ゲーム好きを公言している庄村聡泰(Dr)は「聞いただけで涙が出てくるような好きなゲーム音楽がたくさんあるので、今回の曲が皆さんにとってそういう曲になってほしい」と力強く語った。
「JUDGE EYES:死神の遺言」は12月13日に発売予定。また本日9月10日よりの先行体験版がリリースされている。