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映画「KNEECAP」を石野卓球、ermhoi、ダースレイダー、春ねむりら絶賛

「KNEECAP/ニーキャップ」日本版ポスタービジュアル
約1か月前2025年07月31日 9:04

明日8月1日に公開される映画「KNEECAP/ニーキャップ」を鑑賞した石野卓球(電気グルーヴ)、ermhoi、ダースレイダー、春ねむりらのコメントが到着した。

映画「KNEECAP/ニーキャップ」は、アイルランドのヒップホップトリオ・KNEECAPの誕生をたどる半自伝的物語。KNEECAPは、2022年まで北アイルランドでは公用語として認められていなかったアイルランド語でラップをし、政治的な風刺の効いたリリックに反抗的なパンク精神を融合したスタイルで注目されているグループだ。

石野は「アイルランド語のラッブ初めて聴いた! カッケー!」と率直に語り、アイルランドにルーツを持つermhoi は「何よりも彼ら自身が本当に映画映えする魅力的な人たちなのだ」とコメント。ダースレイダーは「持たざる者こそがもっとも強いという“ヒップホップの逆転の哲学”を最大限に発揮した彼らの言葉の弾丸が、観るもののハートを撃ち抜いていく」と称賛し、春は「資本主義や人種主義、植民地主義が作り出すクソみたいな現実に抗して放たれるその弾丸の、無鉄砲さと純粋さ。それはきっとあなたをわくわくさせ、勇気づける」と共感を示している。

石野卓球(電気グルーヴ)コメント

アイルランド語のラップ初めて聴いた! カッケー!

いしわたり淳治 コメント

アイルランドでこんなことが起きていたなんて。
思えば、私の故郷の青森も訛りがきつく、他県の人には通じないことも多いので、上京して以来もう30年近く、標準語で暮らしている。
この映画を観てこれはいけないと思った。
奇しくも、私の故郷の大先輩は日本で最初の“ヒップホップ” 歌謡曲「おら東京さ行ぐだ」を歌ったレジェンド、吉幾三さんである。
久しぶりに故郷の友人たちと思いっきり「おら東京さ行ぐだ」を合唱したくなった。

ermhoi コメント

アイデンティティを取り戻す
そのために
言葉を取り戻す
荒れたユーモアが生むアティチュード
それこそが、今社会正義を叫ぶ人たちが信頼を寄せる一つのエッセンスになっている
でもなぜか同時に愛らしい
そんなニーキャップ、誕生までを描いたストーリーが見事なドラマだという事はもちろんだが、何よりも彼ら自身が本当に映画映えする
魅力的な人たちなのだ
ぜひともご覧あれ!

奥浜レイラ コメント

ステージ上で臆することなく真実を語るパフォーマンスからどうしても過激な側面にフォーカスが当たりがちだが、彼らが大切にしたいものを改めて知り、どんな目的で集まったのかを辿ると一緒に拳を突き上げたくなる。
ラップしながら、ずっと我々市民の人権について話しているのだ。トリオの意志にも本作にも圧倒的な賛を!

ダースレイダー コメント

めちゃくちゃ面白い!
90年代のスコットランドの若者たちはトレインスポッティングするしかなかったが、2000年代の北アイルランドの若者たちはヒップホップと出会うことが出来た。
消滅寸前の言語、アイリッシュを仲間の共通言語として復活させ、ビートが届く範囲で領域展開していく。
持たざる者こそがもっとも強いという“ヒップホップの逆転の哲学”を最大限に発揮した彼らの言葉の弾丸が、観るもののハートを撃ち抜いていく!

春ねむり コメント

抵抗と連帯、そして愛とユーモア———アナキズムは夢を見ることを志向する。それは「大人」が鼻で笑う青臭い夢のようなものかもしれない。
しかしそこには紛れもない情熱とエネルギーがある。KNEECAPの音楽と物語は、それをわれわれと分かち合ってくれる。
KNEECAPは3人ともぶっ飛んでいる。けれど、あなたは映画を見て3人を「理解しがたい」とは思わないはずだ。
鬱屈、詩、爆発、パーティ、怒り、笑い、その全てが彼らの人生のかけらであり、それらは決してあなたの人生からほど遠いものではないだろう。
資本主義や人種主義、植民地主義が作り出すクソみたいな現実に抗して放たれるその弾丸の、無鉄砲さと純粋さ。
それはきっとあなたをわくわくさせ、勇気づける。

町山智浩 コメント

父親は伝説のIRA闘士(それもマイケル・ファスベンダー)!
これ、どこまでホントなの? まあ、コメディだからね!
プロテスタントの彼女に「このカトリック野郎!」と言葉責めされながらのプレイに笑わされながら共生の可能性を見た!

レイザーラモンRG コメント

KNEECAP見た我々日本の芸人あるある~
政治や歴史背景などギリギリな題材を扱いながらちゃんと爆笑させてるこの映画見て、自分が安全なとこで日和った笑いしかできてないことに悔しがりがち…
KNEECAP…こんなお笑いがしたかったです…

© Kneecap Films Limited, Screen Market Research Limited t/a Wildcard and The British Film Institute 2024

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