ルミネがクリスマス限定でYouTubeにて公開するドラマ「MATCH girls」の主題歌が、LUCKY TAPESの楽曲「ワンダーランド」に決定した。
「MATCH girls」は「別冊少年チャンピオン」で連載されたマンガ「セトウツミ」で知られるマンガ家の此元和津也が、初めてオリジナルの実写脚本を担当したドラマ。中村ゆりかと岸井ゆきのが主演し、監督は星野源やKANA-BON、乃木坂46のミュージックビデオやテレビ東京系ドラマ「忘却のサチコ」などを手がける山岸聖太が務めている。
このドラマは、ルミネの2018年クリスマスキャンペーン「HAPPY HAPPY END」のメッセージである「ハッピーエンドにしませんか」をコンセプトに、現代の東京を舞台に「マッチ売りの少女」を再解釈した内容。現在予告編映像が公開されており、ドラマ本編の公開は12月10日に予定されている。
此元和津也コメント
ひとりで仕事する大変さは、孤独だからという一言に尽きるのですが、複数で仕事する大変さは、複数の干渉を受ける上に、結局孤独なんだなあと思った反面、孤独感は自分自身が生み出した幻想であって、実は決して孤独ではないんじゃないかと「マッチ売りの少女」を初めて読んで思いました。どうしようもなくひとりで、強くてかっこいい女性たちの物語をご覧ください。
山岸聖太監督コメント
わたしは聖太と書いて“サンタ”と読む世にも珍しい本名を持つ人間なのですが、こんな名前に産まれながら、個人的に昔からクリスマスには”楽しさ”と共にすこし物悲しさを感じておりまして、どこか自分が取り残されているような、クリスマスになれていない感覚が若干あり、その象徴のひとつとして「メリークリスマス」って口に出してうまく言えない自分がいます。これは名前には関係なく、しょうもない自尊心の問題なのかなと思っているのですが、もしかするとこの物語の主人公2人もそんなタイプの人間なのかもしれません。マッチ、街、待ち。2人にとってのクリスマスイブのハッピーエンドな物語を、素敵なキャストの皆さんとスタッフと共に描きました。ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。この物語のようにならば、今年はわたしも誰かに言えるかもしれません。
中村ゆりか(相川杏奈役)コメント
このような素敵な企画に参加することができとても嬉しいです。クリスマスをどのように過ごすのか悩んでしまいますが、心の底に抱える小さな考え事もこのショートドラマでなんとなく消し去れたなという気持ちになるのではないのかなと思います。そして気づけばハッピーな思いに包まれるといった魔法にかけられたようなショートドラマを全ての方に感じて頂きたいです。
岸井ゆきの(別所美幸役)コメント
クリスマスのイルミネーションが少しずつ、街に灯り始めました。クリスマスに遊ぶ友達もいない、好きな人とも約束できず、卒業以来会っていない同級生を喫茶店に呼び出す女の子、もいると思います。いました。そんな女の子を演じました。コンプレックスや思い込みで強がって素直になれないけど、話してるうちに強がる必要がないと分かる。そういう経験が私にもあります。街も色めき立つ特別な日の魔法で少し心を開いてみるのも悪くない、と思います。みんなで作ったクリスマスのある一日の物語。ぜひご覧ください!