2月14日に東京・ロフトプラスワンでトークイベント「ライブナタリー presents Respect! トークライブ Vol.1 ~勝手にBARBEE BOYS名曲総選挙~」が行われた。
ライブナタリーが主催を務める「Respect! トークライブ」は、著名人がリスペクトするアーティストへの愛情を語り合う企画。第1回目はレイザーラモンRGと椿鬼奴が出演し、BARBEE BOYSの魅力をたっぷりと語った。
進行を務めるキクチウソツカナイ。の呼び込みのもと、RGはKONTA、鬼奴は杏子に扮してステージに登場。まずイベント冒頭では、RGと鬼奴によるバービーのモノマネについて話題に挙がった。もともとはRGが1人2役でバービーのモノマネを行っていたが、あるイベント用にRGと鬼奴が「目を閉じておいでよ」のミュージックビデオを再現したVTRを制作。同映像が評判を呼び、テレビ番組でも披露できたことが明かされた。これについて鬼奴は「私たちものすごいBARBEE BOYSが詳しいってわけじゃないから、後ろめたいというか……」「正直ビビってます」と予想外の反響があった当時を振り返った。
RGによる乾杯の音頭が取られたあと、続いては人気曲ランキングのコーナーへと突入。事前に行われたファン投票企画「あなたが選ぶBARBEE BOYSの名曲」の集計結果をもとに、上位20位の曲が発表された。各順位発表時には、バービーのライブ映像やMVを上映。合間にはRGが「イマサ(いまみちともたか)さんのギターってアルペジオが多いんですけど、すごく厚みもある」「サックスを持ちながらのパフォーマンスってすごく難しくて。KONTAさんすごいよ」、鬼奴が「どの曲もコーラスが難しいんだけど、KONTAさんと杏子さんはキーをぴったり合わせててすごいうまい」とバービーの魅力について語り合った。一方キクチはランキング投票者から届いたコメントや、各楽曲の豆知識を紹介。さらに観客から当時のエピソードを聞く場面もあった。
そんな中「女ぎつねon the Run」のVTRを上映中、RGがKONTAのパフォーマンスを真似していると、シャツにサックスの部品が引っかかってしまうトラブルが発生。VTR終了後も取れず、鬼奴と一緒に箸を使って外すことになり、観客たちの笑いを誘った。このほか「目を閉じておいでよ」が7位とアナウンスされると、鬼奴は「この順位なの!?」と思わず漏らす。同楽曲に相当思い入れがあったのか、彼女は「ショックです!」「低くても2位でいいんじゃないかと……」と残念そうにコメントした。
ランキングコーナーが後半に入ると、RGは第3位の「C'm'on Let's go!」は「バービーの歌の特徴が詰まった曲ですよね。『お互い見つめがち』『パーティ行きがち』とか」、第2位の「負けるもんか」は「こっちは『公衆電話(使い)がち』な1曲だよね」と“あるあるネタ”で楽曲の魅力を語った。そして第1位に選ばれたのは、アルバム「LISTEN! BARBEE BOYS 4」の最後を飾る楽曲「ナイーヴ」。切ないムードあふれるこの楽曲が流れ始めると、RGたちも観客たちもじっくりと聴き入っていた。
ランキングの発表が終わり、最後はRGと鬼奴によるライブコーナーへ。2人にとって今回初披露となった「女ぎつねon the Run」ではRGが熱唱する横で、鬼奴は華麗なダンスでオーディエンスを大いに盛り上げた。さらに「目を閉じておいでよ」の終盤、鬼奴はフロアを縦横無尽に歩き回るサプライズを展開。バービーへのリスペクトにあふれたパフォーマンスで、初の「Respect! トークライブ」は締めくくられた。
「BARBEE BOYS名曲総選挙」ランキング結果
1位:ナイーヴ
2位:負けるもんか
3位:C'm'on Let's go!
4位:チャンス到来
5位:なんだったんだ?7DAYS
6位:泣いたままでlisten to me
7位:目を閉じておいでよ
8位:暗闇でDANCE
9位:女ぎつねon the Run
10位:帰さない
11位:はちあわせのメッカ
12位:ごめんなさい
13位:ダメージ / もォやだ! / ラサーラ(※同票数)
16位:でも!?しょうがない
17位:翔んでみせろ
18位:離れろよ
19位:chibi
20位:使い放題tenderness