6月21日公開の映画「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」の主題歌にGLAYの新曲「COLORS」、挿入歌にTHE BEAT GARDENの新曲「スタートボタン」が使用される。
坂口健太郎と吉田鋼太郎がダブル主演を務める「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」は、ブログ「一撃確殺SS日記」の著者・マイディーと彼の父親の実話をもとにした作品。息子の岩本アキオは父・暁の本音を知るため、正体を隠して暁とゲーム「ファイナルファンタジーXIV」をプレイする。このゲームを続けていくうち、アキオは暁の意外な一面を知ることになる。
主題歌「COLORS」、挿入歌「スタートボタン」はどちらもこの映画のために書き下ろされた。「COLORS」の作詞作曲を担当したTERU(Vo / GLAY)は「親子関係の複雑な感情をテーマにしてます。心の奥底にある愛情を求める寂しさをなかなか伝えられないもどかしさ。もし、同じ環境にいる方がいたら是非、この映画を見て、この曲に寄り添ってみてください」と楽曲に込めた思いを明かした。またTHE BEAT GARDENは「自分にも問いかけながら綴った言葉や歌がどんな答えを映画の中で教えてくれるのかを楽しみにしています」とコメントしている。
なおYouTubeで公開された「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」の予告編では「COLORS」の一部を聴くことができる。「スタートボタン」は6月26日にリリースされるTHE BEAT GARDENのニューシングル「ぬくもり」に収録される。
TERU(Vo / GLAY)コメント
劇場版・光のお父さんの主題歌のお話を頂いたのは結構前なのですが、お話をいただいてからというもの、光の戦士としてFF14の世界をあらゆる角度から見てきました。長くプレイしなければ感じられない機微を音楽で表現したくて試行錯誤した結果、形になった音楽がこの「COLORS」です。なので、今回のお話がなければ、この曲は生まれていません。親子関係の複雑な感情をテーマにしてます。心の奥底にある愛情を求める寂しさをなかなか伝えられないもどかしさ。もし、同じ環境にいる方がいたら是非、この映画を見て、この曲に寄り添ってみてください。
THE BEAT GARDEN コメント
映画「光のお父さん」の“挿入歌”というお話を頂いて、スクリーンの中でどのシーンで流れてもストーリーと共に歩んでいける歌を作れたらと思い、曲を描いていきました。ゲームの中や現実で、見える敵と見えない敵に敗れても敗れても立ち向かっていく登場人物達は本当に「負け」なのか。自分にも問いかけながら綴った言葉や歌がどんな答えを映画の中で教えてくれるのかを楽しみにしています。初めての映画挿入歌。こんな素敵な作品の一員にさせて下さり、本当にありがとうございます。