7月5日公開の映画「Diner ダイナー」の主題歌が、DAOKOとMIYAVIのコラボ曲「千客万来」に決定した。
平山夢明の同名小説を実写化した「Diner ダイナー」は、藤原竜也が演じる元殺し屋の天才シェフ・ボンベロが支配する会員制ダイナーを舞台とした作品。ヒロインであるウエイトレスのオオバカナコ役は玉城ティナが演じる。監督を務めた蜷川実花は主題歌を担当するDAOKOとMIYAVIについて「まずは夢が叶ったというのが一番の感想で、とにかく嬉しいです。もともと私はお二人それぞれのファンで、『Diner ダイナー』の撮影現場に向かう車の中でもお二人の曲を聴いていました」とコメント。DAOKOは「ヒロインのカナコの気持ちに寄り添った歌詞を書くことで、自分のフルパワーを使って制作に挑ませて頂きました」、MIYAVIは「ボンベロとカナコの関係性のように、僕自身も突き放しながらも包み込むようなアプローチを意識して制作しました」と曲の制作背景を明かしている。
YouTubeでは「千客万来」の一部が使用された映画の予告編を公開中。なお「千客万来」は7月3日に配信リリースされるほか、7月24日発売のMIYAVIのニューアルバム「NO SLEEP TILL TOKYO」に収められることが決定している。
蜷川実花監督 コメント
まずは夢が叶ったというのが一番の感想で、とにかく嬉しいです。もともと私はお二人それぞれのファンで、「Diner ダイナー」の撮影現場に向かう車の中でもお二人の曲を聴いていました。いつか何かでご一緒できないかなと思っていたんですが、ある日「お二人に映画の主題歌をお願いできたら、なんて素晴らしいだろう!」と思いついたんです。一度そう思ったら、お二人以外には考えられなくて、すぐにお願いしました。実現することができて、本当に幸せです。
DAOKO コメント
私は今回映画のボンベロとカナコのVS感というものを、楽曲の中でもVS感を求められている気がして、MIYAVIさんと、どうやってVS感を出したらいいのかなと思った時に、ラップのフロウであったり、いつもより女の子の芯の通った強さを声で表現したり、ヒロインのカナコの気持ちに寄り添った歌詞を書くことで、自分のフルパワーを使って制作に挑ませて頂きました。
MIYAVI コメント
蜷川実花ワールド、映画の世界観にどうやってこの曲が寄り添いつつ、その中でバチバチにやれるのかという、ボンベロとカナコの関係性のように、僕自身も突き放しながらも包み込むようなアプローチを意識して制作しました。ロサンゼルスと東京で時差があり、やり取りが大変でしたが、DAOKOさんも歌詞に思いを込めて制作してくれました。映画と共に、この楽曲が全世界で鳴り響くことを楽しみにしています。