宮沢和史が昨日5月21日、渋谷・渋谷duo MUSIC EXCHANGEでアルバム「留まらざること 川の如く」発売記念朗読会&トークイベントを開催した。
宮沢はまずアルバム「留まらざること 川の如く」に関するトークを実施。これまで発表してきたアルバムはコンセプトを設けてきたが、「留まらざること 川の如く」はリラックスしながら制作し、その時々の心境を歌にしたことを明かした。また彼は歌手活動を休止していた期間にウオーキング、プールでのトレーニングを行い、健康的に過ごしていたとコメント。「音楽から離れたことによって、見えたものや聞こえてきたものがあった」と当時を振り返った。
イベント中盤からはサプライズゲストとして又吉直樹(ピース)が参加した。宮沢がボーカルを務めていたバンド・THE BOOMをよく聴いていたという又吉は「音楽も言葉も自分の体に浸透した」と熱弁。近年の宮沢のライブにも足を運び、多くの刺激を受けていることを述べた。さらに宮沢と又吉は「留まらざること 川の如く」収録曲の歌詞を交代で朗読。このうちKinKi Kidsに楽曲提供した「Next to you」について、宮沢は「2人(堂本光一、堂本剛)の距離感を想像しながら書きました」と制作時のエピソードを語った。このほか朗読コーナーでは「ゲバラとエビータのためのタンゴ」も披露。最後は宮沢による歌も用意され、イベントは大盛況で幕を閉じた。
宮沢はこのイベント内で、10月にデビュー30周年記念コンサートを行うことを発表。公演は10月18日に東京・Bunkamuraオーチャードホール、24日に大阪・フェスティバルホールで行われる。
宮沢和史 デビュー30周年記念コンサート
2019年10月18日(金)東京都 Bunkamuraオーチャードホール
2019年10月24日(木)大阪府 フェスティバルホール