本日6月28日に東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で行われた映画「ホットギミック ガールミーツボーイ」初日舞台挨拶に堀未央奈(乃木坂46)、板垣瑞生(M!LK)が登壇した。
相原実貴の同名マンガを原作にした本作は、平凡な女子高生が3人の男性に振り回される中、自分を見つけていく青春ストーリー。今回の舞台挨拶には堀と板垣のほか、キャストの清水尋也、間宮祥太朗、桜田ひより、上村海成、監督の山戸結希が参加した。
本作の主な撮影場所が豊洲であったことから、堀は「(自身が演じる)初ちゃんとしても私としても思い出のある場所で。個人的にこの映画館やショッピングモールに遊びに来たりもするのでうれしいです」と“凱旋”を喜ぶ。ひさびさに豊洲を訪れたという板垣は「撮影したときのことがフラッシュバックして。ビルのいっぱいある感じとか、思い出すことがたくさんありました。『ホットギミック』が生まれた場所と言っても過言ではない、この場所で初日を迎えられてよかったです」と語った。
舞台挨拶の後半では、本作を通して伝えたいことを漢字一文字で発表することに。「光」という文字を選んだ板垣は「シーンによって光の色味がどんどん変わっていくので。それに、いろいろな作品がある中で『ホットギミック』は“光”になる作品なのかなと。悩んでいる人にとって“光”になってくれるような映画だと思っています」とさまざまな意味を込めたことを明かした。
一方堀が選んだ文字は「叫」。彼女は「心の叫びを誰にも言えず苦しんでいる方に対して、この映画は『自分の思いをぶつけていいんだな』と後押しできる映画になっているんじゃないかなと思います。私はそんな女の子の背中を押したくて、一生懸命初ちゃんを演じました」と作品に込めた思いを述べた。最後に堀は時折涙を浮かべつつ、「私自身『10代のときに出会いたかったな』と思えるような作品になりました」「たくさんの方に届くよう1分1秒、愛を込めて作っていきました。10代、20代の人だけでなく、大人の方にも『よかったな』って思ってもらえたらうれしいです」と語り、舞台挨拶を締めくくった。