SALTY'sのワンマンライブ「SALTY's 4th anniversary LIVE~塩顔たちはCDを出すことにした~」が7月1日に東京・ヨシモト∞ホールで開催された。
プロのポーカープレイヤーである塩村(Vo / 松村惇史[ex. テゴネハンバーグ])と、お笑い芸人の塩澤(G / 小澤慎一朗[ピスタチオ])、塩野(B / 小野竜輔[ダイヤモンド])、塩チョ(Sax / 西村ヒロチョ)の4人で活動を行っている“塩顔“エアバンドSALTY’s。ワンマンはグループの結成4周年と、1stアルバム「塩」が本日7月3日にリリースされたことを記念して実施され、ライブとコントを交えた公演となった。
まずライブパートに入ると、SALTY'sはこれまで配信シングルとしてリリースした「#モテたい」「勝手な日曜日」、アルバム「塩」の収録曲「好奇心の病」「I my な夏」など次々と楽曲を披露。時おり塩チョの伸びやかなサックスの音色が鳴り響く中、塩村たちは盛んにコール&レスポンスを促し、フロアの一体感を高めていった。
イベント後半に入ると、SALTY'sはテレビ番組の収録前を舞台にしたコントを行った。自己紹介の練習に励んでいると、番組ADに扮した石田明(NON STYLE)が登場。まさかのゲストに会場は歓声に包まれた。石田はSALTY'sから「自己紹介の仕方」「『M-1グランプリ』の勝ち残り方」などさまざまな悩みを打ち明けられると、「ADだから全然わかんないんですけど……」と言いながらも具体的な対策案を語った。ところが塩澤に対しては「乗り切れてない」「清潔感がない」と辛辣な意見を飛ばす一幕も。しょんぼりとする塩澤を、メンバー3人は笑いをこらえながら見つめていた。
コントコーナーを終え、本編最後に演奏されたのは、Czecho No Republicの武井優心がプロデュースした「塩顔ジェネレーション」。この楽曲では塩野がさまざまな“塩顔”芸能人のパネルを掲げるというパフォーマンスを繰り広げ、観客たちの笑いを誘った。ライブを終えると再び石田がステージに登場し、SALTY'sの結成4周年およびCD発売を祝福。塩村は“レジェンドオブ塩顔”と呼び親しむ石田との共演は2015年以来となることを明かす。さらに当時石田からもらったアドバイスを長年参考にしてきたことを語り、改めて感謝を述べた。
そしてアンコールに入ると、塩村は「『CD出したい』って言い続けてきて、本当に発売することができました。ここからさらに一歩一歩進んでいって、武道館まで本気でいけると思ってます。それまでSALTY'sのこと……よろしくお願いいたします!」と日本武道館でライブを行うことを宣言。熱いMCを挟み、デビュー曲「ソルティードッグ」でワンマンを締めくくった。
SALTY'sはこの公演内で、8月から9月にかけてライブツアー「SALTY's LIVE TOUR 2019~塩足~」を開催することを発表した。ツアーは8月10日に静岡・沼津ラクーンよしもと劇場、11日に千葉・よしもと幕張イオンモール劇場、18日に大阪・ポストよしもと、9月16日に埼玉・大宮ラクーンよしもと劇場の4会場で行われる。
※記事初出時、一部内容に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
SALTY's「SALTY's 4th anniversary LIVE~塩顔たちはCDを出すことにした~」2019年7月1日 ヨシモト∞ホール セットリスト
01. #モテたい
02. 勝手な日曜日
03. 好奇心の病
04. またここに
05. I my な夏
06. うすしおスクールデイズ
07. 塩顔ジェネレーション
<アンコール>
08. ソルティードッグ
SALTY's LIVE TOUR 2019~塩足~
2019年8月10日(土)静岡県 沼津ラクーンよしもと劇場
2019年8月11日(日・祝)千葉県 よしもと幕張イオンモール劇場
2019年8月18日(日)大阪府 ポストよしもと
2019年9月16日(月・祝)埼玉県 大宮ラクーンよしもと劇場