映画「HiGH&LOW THE WORST」の最速プレミア試写会が本日8月19日に東京都内で行われた。この記事ではレッドカーペットセレモニーの模様をレポートする。
「HiGH&LOW THE WORST」はEXILE HIROがプロデュースする「HiGH&LOW」シリーズと、高橋ヒロシのマンガ「クローズ」「WORST」のコラボ作品。レッドカーペットセレモニーには山田裕貴、川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、志尊淳、前田公輝、白洲迅、中務裕太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)ら主要キャスト陣が登壇し、会場に招待されたファン400名との交流を楽しんだ。
いよいよファンの前で公開される日を迎え、鬼邪高全日制の花岡楓士雄を演じる川村は「今日という日をすごく楽しみに待っていました」、全日制のトップ・轟洋介を演じる前田は「『HiGH&LOW』の世界観に龍、鈴木昂秀と共に轟一派として帰ってこられることを本当にうれしく思っています」とコメント。楓士雄の親友、高城司を演じる吉野の挨拶が「たくさんの方に楽しんでいただける作品になっていただければ……」と緊張のあまり支離滅裂になると、山田がすかさず「北ちゃん大丈夫? みんな緊張してる!(笑)」と和ませていた。
その山田は自身が演じる村山良樹が番長を務める鬼邪高がフィーチャーされる本作について「皆さんが鬼邪高を愛してくださらなければこんなことにはならなかったなと。まずは今日、一足先に観られる皆さんがいるということで、感想をぜひ世に轟かせてもらえれば」と話し、前田から「何その轟ギャグ!(笑)」とツッコまれた。白洲が演じるのは楓士雄と共に希望ヶ丘団地で育った幼なじみの桐原誠司。白洲は自身の役どころを「『いったいなんなんだ』って思っている方も多いと思いますが、物語にすごく関わっている分ネタバレにもなってしまうので……あまり話せない部分もあります」と匂わせる。
中務は「まさか大好きだった『HiGH&LOW』に自分が出るとは思わなかったし、生きている間にレッドカーペットを歩く日が来るとも思ってませんでした」、小森は「緊張している自分を(挨拶の)一番最後にするか!と(笑)」と緊張しつつも笑顔で挨拶。志尊は「『HiGH&LOW』の世界観に『クローズ』『WORST』の世界を背負って、一生懸命生きさせてもらっています」と、鳳仙高校の頭・上田佐智雄役の意気込みを語った。
後半のトークパートではキャスト陣が本作への思いを語る。約5年前のプロジェクト開始時から「HiGH&LOW」シリーズへの出演を熱望していたという川村は「『クローズ』『WORST』も原作を全巻読んで映画も観ていて、中学生ぐらいから『将来絶対に出演する』と夢を語っていたので、5年越しや10年越しで夢と夢のコラボに関わらせていただいて本当に光栄です」と瞳を輝かせた。そんな川村の撮影時の様子について、志尊が「気付けば壱馬が(対立する)鳳仙の楽屋にいるんです(笑)」と明かすと、川村は「皆さんとお芝居の話をしてるのが楽しくて」と笑顔を見せた。
また山田は「『HiGH&LOW』の中で鬼邪高にスポットを当てていただけるのは長くやってきてうれしいこと。ここにいない鈴木貴之くんとか三中兄弟とかいろんな仲間がいて、僕らより後ろで支えてくれてるレギュラー生徒の皆さんも4年間同じ人がやってくれているんです」と鬼邪高定時制の仲間たちへの思いを熱く語る。そして「HiGH&LOW THE WORST」のストーリーについて「“世代交代”ということは……」と含みを持たせつつ「いい意味で炎上してほしいくらい。世代交代という意味で暴れさせてもらいました」と話した。
不良のリーダーを演じるのが憧れだったという志尊は「中学生の頃から『クローズ』『WORST』を拝見していて、こういう作品に出るのを夢としてやってきたので本当に夢のような時間でした」と念願が実現した喜びを明かした。そして「後ろにいてくれた素晴らしい仲間たちが頼りになって背負えた部分があると思います。自信を持って楽しんでもらえます」と、鳳仙の仲間たちを振り返りつつ本作への自信を覗かせた。
※高橋ヒロシの高ははしご高が正式表記。
(c)2019「HiGH&LOW THE WORST」製作委員会 (c)高橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX