サザンオールスターズの原由子が10月19日(土)に放送がスタートするNHKドラマ「少年寅次郎」の語りを担当する。
「少年寅次郎」は映画「男はつらいよ」シリーズの山田洋次監督による小説をドラマ化した作品。「男はつらいよ」の主人公である車寅次郎の少年時代が描かれる。初めてドラマの語りを担当する原は、「以前から寅さんの大ファンですので、今回ナレーションで参加させていただく事になり、本当に嬉しく光栄です。このような大役を仰せつかりまして、とても緊張していますが、みなさんに楽しんで頂けますように精一杯頑張ります! よろしくお願いいたします」とコメントしている。
なお12月27日に全国で公開される新作映画「男はつらいよ お帰り 寅さん」では、桑田佳祐が主題歌「男はつらいよ」を歌唱する。
原由子 コメント
以前から寅さんの大ファンですので、今回ナレーションで参加させていただく事になり、本当に嬉しく光栄です。このような大役を仰せつかりまして、とても緊張していますが、みなさんに楽しんで頂けますように精一杯頑張ります! よろしくお願いいたします。
ドラマ制作統括・小松昌代氏 コメント
脚本の岡田惠和さんと、まだ平成だった今年の始めに柴又を訪ねた時、どんな声がこのドラマにはふさわしいのか、江戸川を眺めながらあれこれ想像しました。昭和の時代を語りながら、なおかつ寅次郎を、その家族を包んでくれる声がよい。 そして江戸川のゆったりした流れのような語り心地。時に楽しく、時にやさしく、車家の人々や柴又の人々に、昭和の人々にも心を寄せてくれる声。期待はふくらむばかりです。そして何よりも、その原由子さんのベースにあるあたたかなまなざし。その時うかんだ原さんのお名前に、最強の味方を得たような気持になり、夕方の参道を意気揚々と帰りました。一気に世界が広がりました。他にはいません。
そして、第1話の声録りが始まりました。想像通りです。いえ、物語が進むにつれ、豊かな世界が形づくられ、素直にひたってしまいました。想像以上です。
これから悲しいこと、うれしいこと色んなことが起こる車家と共に歩いてくださること間違いありません。
ご期待ください。