永原真夏のバックバンドであるSUPER GOOD BANDが11月10日に東京・渋谷7th FLOORで行われるライブイベント「Thanksgiving」をもって解散することを発表した。
SUPER GOOD BANDは、工藤歩里(Key / SEBASTIAN X)、藤原亮(G / フジロッ久(仮))、Bambi(B / DE BESO)、石塚健丸(Dr / ハラフロムヘル)の4人からなるバンド。解散に伴って永原はバンドと共に制作した「みえないちから」「ON THE ROAD / 梅雨明け」「BEΔUTIFUL」のストリーミング配信をスタートさせた。
また永原は2020年1月から東名阪ツアー「おはよう世界」を実施。このツアーで新体制をお披露目するという。
永原真夏 コメント
こんにちわ!永原真夏です。
みなさまお元気ですか?
この度、ソロ活動を始めた4年3ヶ月前から、ずっとライブや制作を共にしてきたSUPER GOOD BANDことスパグを、解散することにしました。
そもそもソロプロジェクトなので、解散、といってもピンと来ない方もいるかもしれません。活動の総てをスパグとやってきたわけではありませんし、メンバーの変動もありました。
しかし、ライブを現場で観て下さった方なら分かるかと思いますが、彼らは一つのバンドとして、いやいや時にはバンド以上のものを、音楽に注ぎ続けてくれました。
SEBASTIAN Xが活動休止して、SEBASTIAN Xという音楽活動形態しか知らなかった私に、
「いつだってどこだって、新しい誰かと出会って生まれていけるのよ」
と、音楽で示唆し続けてくれたのは、間違いなく彼らでした。
そうして知った、
何度でもあたらしく旅をすることや、勇気を出すこと。
続けていくということ、作り続けるということ。
胸からめいっぱい、両手を広げてぎりぎり総て受け取れる、表面張力みたいな総量のギフトに、この夏、改めて正面から向き合ってみて。
「ああ、いま、なんだかとっても、あたらしいことをやりたいな」
と、ドアの前に立ちました。それはとっても、わくわくしながら。
一つ一つの独立した音符が、一本の細い糸で、静かな緊張感を持って結ばれていくさま。
その一瞬の尊さは、有名無名、場所や年齢、性別、立場や地位を、4カウントでひらりとひとっ飛びしていくしなやかさがあります。
そしてその瞬間は、「音楽を奏でよう」「音楽を聴こう」と思った、総ての人に訪れるのです。
いまを生きる音楽家、バンドマンたちの、ひとつとして。
今までスパグと作ってきた自主制作音源の全タイトルを、パァーッとストリーミングと通販に放ちます。舞台の最終章の、銀の紙吹雪みたいに!
そして、永原真夏ソロとして、来年の1月にあたらしいバンド体制での東名阪ツアーを行います。
対バンもとーっても最高なので、続報を待たれよ。
死なない限り人生は続く。
幕が開いたらこっちのもの!
じゃあみんな、眩しい未来で会おうね。
Bambi pre.「Thanksgiving」
2019年11月10日(日)東京都 7th FLOOR
<出演者>
永原真夏+SUPER GOOD BAND / 森心言 / 音の旅crew
永原真夏 新体制お披露目東名阪ツアー「おはよう世界」
2020年1月17日(金)愛知県 Tokuzo
2020年1月18日(土)大阪府 FANDANGO
2020年1月24日(金)東京都 TSUTAYA O-nest