本日10月4日、映画「HiGH&LOW THE WORST」の公開記念初日舞台挨拶が東京・丸の内ピカデリーで行われた。
「HiGH&LOW THE WORST」は「HiGH&LOW THE WORST」はEXILE HIROがプロデュースする「HiGH&LOW」シリーズと、高橋ヒロシのマンガ「クローズ」「WORST」のコラボ作品。本日の舞台挨拶には山田裕貴、川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、中務裕太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、前田公輝、一ノ瀬ワタルら主要キャスト陣、久保茂昭監督が登壇した。
自身が演じる番長・村山良樹が率いる鬼邪高校をフィーチャーしたこの作品の公開にあたり、山田は「初日来ましたー! この日をみんなめちゃくちゃ待ち望んでたと思います」と喜びを爆発させる。「HiGH&LOW」の舞台挨拶ではランニングに短パン姿が多い一ノ瀬は珍しくフォーマルな衣装で丁寧な挨拶を行い、山田から「選挙?(笑)」とツッコまれていた。
トークでは“オロチ兄弟”役の中務、小森との共演シーンの裏話を、彼らの幼なじみ・前川新太を演じた矢野聖人が明かす一幕も。出番を待つ間、3人は共演者の小沢仁志と同じ控室にいたものの中務が準備のため出ていき、その後小森も「兄ちゃん帰ってこないなー」と出ていったため、大先輩の小沢と2人きりになってしまったとのこと。場の空気に耐えかねて控室を逃げ出し、中務とともにロケバスに隠れていたという小森は「すごい緊張感があって……『あれー、裕太くん戻ってこないなー』って独り言をかましながら逃げました」と正直に告白していた。
山田演じる村山、一ノ瀬演じる関虎太郎、そして現在イギリスで活動中の鈴木貴之演じる古屋英人は鬼邪高定時制を代表する主要メンバー。この舞台挨拶の前日、鈴木と電話で話したという関は彼のメッセージを手紙に代筆して持参した。鈴木は「この作品を通じていろいろな経験をさせてもらいました。映画を観てファンの皆さんが考えることはあると思いますが、村山、関、古屋の3人はずっと一緒です。鬼邪高生として、ハイローのメンバーとして、これからも続くであろうハイローシリーズの礎になれたことをうれしく思います。鬼邪高最高!」と、仲間やファンへの思いを明かしていた。一ノ瀬から手紙を受け取った山田は、鬼邪高の次世代を担う全日制の生徒・花岡楓士雄を演じた川村に「これあげるよ」と手紙を渡す。「いいんですか?」と動揺する川村に山田は「これから(鬼邪高を)託していかなきゃいけないんだから」と話しかけ、一ノ瀬も「この手紙は俺が電話で聞いて、俺が書いた手紙だから!(笑)」と加勢していた。
トーク後半では劇中で川村、中務、小森らが演じた幼なじみ6人にちなみ、主要キャスト陣の幼少期の写真を見ながら語り合うコーナーも設けられた。鬼邪高全日制の中越役を演じた神尾楓珠の写真では、現在の面影そのままの顔立ちに共演者たちが「かわいい! かわいい!」と大いに反応する。MCから写真の可愛らしさについて尋ねられた吉野は「そうですねー!」と実物の神尾を見つめながら賛同してしまい場内の爆笑を誘う。山田は「その北ちゃんがかわいいわ……」と微笑みを浮かべた。
最後はサプライズとして、高橋から幼なじみ6人のキャスト陣に宛てた手紙を宣伝プロデューサーのやべきょうすけが代読し、さらに高橋が描き下ろした村山良樹のイラストを山田にプレゼントする。山田は「最高ですね、言葉が見つからないです」と驚き、「『クローズ』も『WORST』も読んでいましたし(実写版の)映画も観ていて、先輩の俳優さんで今活躍している人たちがたくさん出ていたので。この映画もみんなが報われる作品になれば、と壱馬とも話してたので」と、憧れの作品とのコラボレーションの喜びを改めて噛み締めていた。
※高橋ヒロシの高ははしご高が正式表記。