久保田利伸、小泉孝太郎が主演する異色の医療ドラマに主題歌書き下ろし

6年近く前2019年12月04日 22:03

テレビ東京で1月20日（月）から放送されるドラマ「病院の治しかた～ドクター有原の挑戦～」の主題歌が、久保田利伸の「LIFE」に決定した。

このドラマは、世界選手権や平昌オリンピックで金メダルを獲得したスピードスケート選手・小平奈緒が今も所属する相澤病院が、かつて多額の借金を抱え倒産危機から奇跡の復活を遂げた実話をベースにした物語。東京の大学病院での輝かしいキャリアを捨て、実家の病院再建のため奮闘する主人公を小泉孝太郎が演じ、脚本は「Aではない君と」「コウノドリ」「ゲゲゲの女房」などを手がけた山本むつみが担当する。

久保田はこの企画と脚本に感銘を受け、ドラマのために書き下ろしの主題歌を制作。すでに11月27日発売のアルバム「Beautiful People」にも収録されているが、ドラマ版はリアレンジされており、この放送でしか聴くことができない。

この曲について久保田は「ラブソングが多い僕に、病院やお医者さんの物語の主題歌は初の経験で、少しとまどいましたが杞憂に終わりました。男女の“LOVE”以上に人間愛と優しさに溢れ、加えて能動的で躍進的な力強い作品でした。出てくる人々が愛しくて、全員を包み込むあったかい歌をと、一気に書き上げました」とコメントしている。

「病院の治しかた～ドクター有原の挑戦～」は地上波放送終了後、BSテレ東での放送や、動画配信サービス・Paraviでの配信も行われる。

久保田利伸コメント

ラブソングが多い僕に、病院やお医者さんの物語の主題歌は初の経験で、少しとまどいましたが杞憂に終わりました。男女の“LOVE”以上に人間愛と優しさに溢れ、加えて能動的で躍進的な力強い作品でした。出てくる人々が愛しくて、全員を包み込むあったかい歌をと、一気に書き上げました。僕なりの人生賛歌で、「LIFE」というタイトルです。あまりに気にいってしまい、新しいアルバム(11/27 発売)にひと足早く収録させてもらっています。

番組プロデューサー・稲田秀樹氏（テレビ東京制作局ドラマ室）コメント

このドラマは巷で人気の「医療ドラマ」ではあるものの、いわゆる「医療ドラマ」とはまったく切り口が違います。天才外科医も、事件解決に活躍するスーパー監察医も出てきません。そんなチャレンジに満ちた異色のドラマの締めくくりにふさわしい楽曲はどんなものかと考えたときに、久保田利伸さんが歌ってらっしゃる姿がパッと頭に浮かびました。ドラマに散りばめられたいくつかのキーワードである「既成にとらわれない発想力」「強い意志」「リアルな生き様」「深い人間愛」…などが、久保田さんの世界観に重なったのです。どちらかと言えばラブストーリーのイメージが強い『レジェンド』ですし、この企画でオファーさせて頂く時は少々勇気が要りましたが、結果、心に染み入る素晴らしい主題歌を頂戴し、感激とともに感動しています。既成にとらわれず真正面からアタックして本当に良かったと思っています。ドラマ版をぜひお楽しみにしてください。