眉村ちあきに密着した映画「眉村ちあきのすべて(仮)」が4月4日から4月10日まで東京・渋谷PARCO内の新劇場・WHITE CINE QUINTOでレイトショー上映されることが決定した。
松浦本が監督を務めた「眉村ちあきのすべて(仮)」は、映画監督とミュージシャンがコラボして映画を制作する祭典「MOOSIC LAB 2019」にて審査員特別賞、観客賞、ベストミュージシャン賞、女優賞の4部門で受賞を果たした作品で、出演・音楽・エグゼクティブプロデューサーを兼任した眉村のほか徳永えり、品田誠、小川紗良らが出演。眉村は「この映画はドキュメンタリーなんですが、きっと『眉村ちあきにしかない秘密を世に公開する』という大規模なプロジェクトなのかもしれないです」と本作についてコメントしている。
映画はWHITE CINE QUINTOでの上映後、全国でも順次公開される。
眉村ちあき コメント
この映画はドキュメンタリーなんですが、きっと「眉村ちあきにしかない秘密を世に公開する」という大規模なプロジェクトなのかもしれないです。秘密を暴露するなんてひどいです。私は2018年の4月からずっと密着されていました。てっきり、プロフェッショナルの取材かと思ってました。(役者さんたちが豪華すぎて素晴らしいのと、監督のネジのぶっとび具合と、ネジを拾い集めるスタッフさんたちの大変さがはかりしれない作品です)
松浦本 コメント
眉村ちあきさんから「ライブツアーの模様を密着してドキュメントを撮りましょう」と言われたのが約1年半前。そして「普通のドキュメントじゃ面白くないのでこんなふうにしましょう」と提案されたアイデアは無邪気で大胆で途方もないアイデアでした。
その内容は少しずつ形を変え、密着映像に飽き足らず様々なジャンルを取り込み、もし無事完成したら観客は「今自分は何を見せられているのか…?」と戸惑うような不思議なスケールのシナリオになっていきました。明らかに多くの人の協力を仰がなければならないものに。
そんな気持ちだけは前のめりのインディーズ映画にこころよく参加していただいた俳優陣の皆さま。幅広く名作、大ヒット作、小品ながらも傑作に出演されている、徳永えりさん、品田誠さん、小川紗良さん、をはじめとする方々。完成品がイメージしづらい異様なテンションとスケールのシナリオに、呆れず向き合っていただきました。この企画がぐらつかない柱となるような仕事ぶりで。
観終えた観客が「ずいぶん自由な映画を見たな」と思っていただけたなら、それはエグゼクティブプロデューサー、主演、音楽を努めた眉村ちあきさんの縦横無尽な大胆さ、そして作品に尽くしてくれたスタッフ参加者の皆さまの熱意、プロフェッショナルに映画を支える柱となっていただいた俳優陣の力であると今ひたすら感謝しています。
あとは観客の皆さまには、驚くか呆れていただくなのでとてもシンプルです。劇場へお気軽に足を運んでみてください。