Base Ball Bearの楽曲「ドラマチック」「いまは僕の目を見て」が劇中曲として使用される舞台「おおきく振りかぶって」のメディア向け公開ゲネプロおよび囲み取材が、本日2月14日に東京・サンシャイン劇場で行われた。
この舞台はひぐちアサによる同名の野球マンガを原作とした作品。「ドラマチック」はBase Ball Bearが2007年5月にリリースしたシングルの表題曲で、同年放送の「おおきく振りかぶって」テレビアニメ版の第1期の主題歌として使用されていた。囲み取材にはBase Ball Bearをはじめ、三橋廉役の西銘駿、阿部隆也役の大橋典之、榛名元希役の神永圭佑、秋丸恭平役の佐伯亮、脚本と演出を担当する成井豊が登壇した。
司会から「ドラマチック」の制作時のエピソードについて問われると、小出祐介(Vo, G)は「うちのバンドがデビューしてから2年目くらいのときの楽曲で、『おおきく振りかぶって』のオープニングテーマに使っていただくために、1カ月くらいみっちり制作しました。僕らにとってもたくさんの方に仲良くしていただくきっかけになった楽曲ですので、今でもすごく大事にしている曲です」と振り返る。関根史織(B, Cho)は「いまは僕の目を見て」について、「まさかこちらの舞台で使っていただけるとは思っていなかったです。しかもすごくいいシーンで使っていただいて。『この曲こんなところで使われるんだ』ってこちらも新鮮でうれしかったです」と笑みを浮かべた。
また、高校時代に甲子園へ行ったことがあるという堀之内大介(Dr, Cho)は、「僕は応援団として行っただけなんですけど、高校1年生のときに通っていた高校の野球部が甲子園の決勝まで行きまして。だから『おおきく振りかぶって』は当時の高校野球の思い出とかぶって、どんピシャで胸にグサっとくる。青春を思い出します。関根も言ってましたけど、『いまは僕の目を見て』も印象的なシーンで使っていただいていて。三橋くんというか、西浦高校の応援団になったような気持ちです」とコメント。一方、佐伯は劇中歌について、「今回劇中のオープニングとエンディングでダンスを踊るんですけど、再演公演はBase Ball Bearさんの『ドラマチック』、新作公演はGalileo Galileiさんの『夏空』をバックに踊らせていただいていて。西浦高校のチーム感あふれるフォーメーションがカッコいいし、敵校の存在感も出ているので、そこもぜひ注目して観ていただきたいなと思っています」と語った。
舞台「おおきく振りかぶって」は本日2月14日から24日まで上演される。
舞台「おおきく振りかぶって」
2020年2月14日(金)~24日(月・振休)東京都 サンシャイン劇場