RADWIMPSが「第74回毎日映画コンクール」にて新海誠監督の映画「天気の子」で音楽賞を受賞。本日2月13日に神奈川・ミューザ川崎シンフォニーホールで開催された表彰式に野田洋次郎(Vo, G, Piano)、桑原彰(G)、武田祐介(B)が登壇した。
2016年に公開された映画「君の名は。」に続いて新海作品の音楽を手がけたRADWIMPS。受賞について桑原は「この賞は新海監督を含めたくさんのスタッフに支えていただいて受賞できたものだと思っています。またいつかこの舞台に戻ってこられるよう、これからもがんばります」、武田は「『天気の子』と共に歩みできあがった音楽が、多くの方に受け入れられ、こんなに名誉ある賞をいただけたことを大変光栄に思います。この映画に携わってくれた方々に感謝を申し上げたいです」とそれぞれ喜びを口にした。
メンバーを代表してトロフィーを受け取った野田は、「天気の子」は公開の2年前から“冒険”が始まった作品と話し、「新海さん、(プロデューサーの)川村元気さん、そしてスタッフ全員で2年間走り抜いて作った作品です。観ていただいた方、応援してくださった方、本当にありがとうございました」と丁寧に感謝の言葉を述べた。そして2016年に「第70回毎日映画コンクール」にて自身が主演を務めた映画「トイレのピエタ」で新人賞を受賞したことを振り返り、「思い出深いこのコンクールで音楽賞をいただけて光栄です。また戻ってこられるよう精進して、“表現”をがんばりたい」と今後の意気込みを語った。
スピーチのあと、司会者の生島ヒロシから「新人賞と音楽賞、どちらの受賞がうれしいですか?」と質問が飛ぶと、野田は恐縮した様子を見せながらも「新人賞を受賞したときは『まさか』という感じでしたが、今回は自分が18年ほどやっているRADWIMPSという本職での受賞。本当にうれしいです」と返答した。そしてこの日生島がRADWIMPSの生演奏を期待していたことを漏らすと、野田は「また次に呼んでいただいたときに」とコメント。生島の「そのときは約束ですよ!」という念押しに対し、「わかりました。ぜひ!」と応えた。