A.B.C-Zが主演を務める連続ドラマ「ワンモア」の制作が決定した。
「ワンモア」は定時制高校を舞台に、他人の人生と触れ合いながら自らと向き合い成長していく5人の若者の姿を描く学園ドラマ。監督は昨年4月よりメ~テレで放送され、全国の映画館13館でも上演されたA.B.C-Z主演の単発ドラマ「ぼくらのショウタイム」に続き、榊英雄が務める。
本作の企画は「ぼくらのショウタイム」の公開記念舞台挨拶の際、次作について尋ねられた橋本良亮の「学園ドラマがやりたいです」という答えと、それに対する榊の「定時制だな!」という返しから始まったとのこと。高校での学園生活を経験していないという橋本以外全員30代を迎えたA.B.C-Zの5人が、等身大の姿で定時制の高校生を演じる。
自身の言葉でドラマの企画を始動させた橋本は「今までのお仕事とは一味も二味も違う高揚感と責任を感じています」とコメント。また2017年の単独主演舞台「サクラパパオー」以来、ひさびさに黒髪にして役作りに挑んだ塚田僚一は「自分自身が経験していない事に向き合い、個々のキャラクターが濃く、リアリティもあるので、演じていて毎日楽しいですね」と語っている。「ワンモア」は2021年にメ~テレで放送されるほか、配信も予定されている。
A.B.C-Z コメント
橋本良亮
僕の一言で始まった企画ですので、今までのお仕事とは一味も二味も違う高揚感と責任を感じています。
ドラマをカレーで例えると“すげえ濃厚”で、煮込まれて濃いシーンが沢山あるので、全編通して観て頂きたいですね。
また、“塚ちゃん”が黒髪にして、作品に懸ける思いが伝わってきます。
第二弾ですので、僕らの成長を観て頂けると嬉しいです。
戸塚祥太
今まで当たり前に行われていた、ある種の「型」はもう無くなってきているので、この時代にピッタリ合わさった作品性があります。
自分自身が変わりたい、挑戦したいと思う気持ちなど、きっかけを探している方に観て頂きたいです。
“火村”が作品のピースになれるよう、最後まで努めたいです。
5人のチーム戦ですから!
五関晃一
前作は、単発のSPドラマでした。
今回は、連ドラで各々キャラクターの背景や人生を深く魅せることができる、 というか魅せなきゃなと。
今回のテーマ「青春に年齢は関係ない」という熱い気持ちが観た方に伝わり、学生時代を思い出すだけではなく、今も青春を感じられるんだ。という事に気付いて頂ければ嬉しいですね。
塚田僚一
自分自身が経験していない事に向き合い、個々のキャラクターが濃く、リアリティもあるので、 演じていて毎日楽しいですね。
また、元々の自身のパーソナルな要素である、金髪を黒髪に変えてみました。
後ろ姿だと、メンバーにも気付いてもらえません…(泣)
観て下さっている皆さんにも、後ろ姿だと気付いてもらえない不安さはありますね。
河合郁人
A.B.C-Zとして、グループ主演なのですが、それぞれが主役になる瞬間があるので、観る方がどの役に感情移入しても楽しめる作品です。
それぞれにリアリティがあり、定時制の学校に通うワクワクさを感じながら撮影をしています。
僕は、前半はほとんどセリフが無いので、表情や立ち振る舞いでどう魅せるかを監督と対話しながら進めています。
今まで演じた中で一番“普通の役”だからこそ難しさを感じます。
我々の年齢を考えると、学園ドラマは難しいと諦めかけていましたが、定時制というアイデアから、諦めなくて良かったです。
僕は教師役ですが(笑)
成長は人それぞれですし、スピード感も環境によって変わりますので、気付くタイミングに年齢は関係ないと思います。
それを感じられるドラマだと思います。
この作品を通して感じた事は、学校にいるってだけで楽しい!!
これに尽きます。
※榊英雄の「榊」は、木へんに神が正式表記。