布袋寅泰のコラボレーションアルバム「Soul to Soul」が11月25日にリリースされる。
「Soul to Soul」は2021年の布袋のアーティスト活動40周年イヤーの幕開けを飾る作品で、布袋にとって14年ぶりのコラボレーションアルバム。「音楽で世界を繋ぐ」をテーマに、世界7カ国のアーティストが参加する。
日本からは吉井和哉(THE YELLOW MONKEY)、コブクロ、氷川きよし、GLIM SPANKY、中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES)、福原みほ、さかいゆうの参加が決定。アメリカからはエミリー・キングとネイト・スミス、イギリスからはブルーイ(Incognito)、フランスからはカロジェロとマルク・ラヴォワーヌ、イタリアからはズッケロ、ブラジルからはカルリーニョス・ブラウン、中国からはヤン・クンが参加する。各アーティストとのレコーディングはすべてリモートで行われた。
ゲストアーティストはいずれも布袋自らの「一番共演してみたいシンガーやミュージシャン」に向けたオファーを受けて参加を決めたとのこと。布袋はこのアルバムについて「僕のギターでそれぞれのアーティストのいつもとはちょっと違う表情を引き出せたと思っています」と語っている。
また2021年1月30日と31日には、40周年最初のライブとなる東京・日本武道館公演の開催も決定した。布袋のライブは昨年12月の兵庫・ワールド記念ホール以来、約1年ぶりとなる。
布袋寅泰 コメント
アルバムについて
今、僕が一番共演してみたいシンガーやミュージシャンに「あなたをプロデュースさせてください!」と逆オファーを送り、世界7カ国のアーティストとの奇跡のコラボレーションが実現しました。僕のギターでそれぞれのアーティストのいつもとはちょっと違う表情を引き出せたと思っています。これほど伸び伸びとギターを弾いたのは久しぶりかもしれません。タイトル通り“Soul to Soul~魂が共鳴する”音楽の持つエネルギーを再認識できる、華やかで胸を打つアルバムです。ロンドンを基点にコロナ禍に揺れる世界とリモートで繋ぎ、初の完全リモート・レコーディングで完成したこのアルバム。世界中の音楽ファンに届きますように!
ライブについて
感謝とエール
40年間。チャレンジの連続でした。そして僕の歴史はライブの歴史であります。
しかし、今年は皆さんに楽しんでもらえるべく国内外で企画していた様々な形でのライブの全てを、
発表もできずあきらめざるを得ませんでした。
「どんな時もあきらめてはいけない。すべては明日の夢に導かれた物語。」
これは僕が音楽に託し続けたメッセージです。
35周年の時のスローガンは「前へ」でした。
そして40周年に託した言葉は「とどけ。」。
予期せぬパンデミックによりマスクとディスタンスを強いられた日常で最も大切なことは、心のふれあい。
どんなに離れていても、心に触れることはできる。
2021年、1月。武道館から40年分の感謝とエールを世界にとどけます。
Day 1(Memories)はBOOWY、COMPLEX時代の僕の原点とも言える曲たちを中心に
Day 2(Adventures)ではソロになってから今に至るまでの長い冒険の道のりを振り返りたいと思います。
新型コロナウイルス感染拡大予防対策を万全に整えての開催となるため、今までのライブとは異なる形となりますが、
初のライブ配信も決定し、多くの皆さんと同じ時間を過ごせることをとても楽しみにしています。
長年ステージを共に作り上げてきた布袋組のスタッフ、そして誰よりも僕を奮い立たせここまで導いてくれた熱きファンの皆さんと共に、
40年目のロックンロール・ドリームを高らかに奏でます。
一緒に心で叫び、胸に秘めた思いを拳に握り、突き上げよう。
カモンエブリバディ! 熱くなりましょう。
HOTEI 40th ANNIVERSARY Live“Message from Budokan”
~とどけ。DAY 1(Memories)~
2021年1月30日(土)東京都 日本武道館
~とどけ。DAY 2(Adventures)~
2021年1月31日(日)東京都 日本武道館
※「BOOWY」の2つ目のOはストローク符号付きが正式表記。