アニメーション映画「劇場版 BEM ~BECOME HUMAN~」の完成披露試写会が本日9月19日に東京・新宿バルト9で行われ、声優キャストの小西克幸、M・A・O、小野賢章、宮田俊哉(Kis-My-Ft2)が登壇した。
10月2日公開の「劇場版 BEM ~BECOME HUMAN~」は「妖怪人間ベム」誕生50周年を記念して2019年に放送されたテレビアニメ「BEM」の映画版。アニメ好きで知られる宮田はそうそうたる声優陣と並び、「小西さん、M・A・O さん、小野さんという、僕がさんざん(視聴者として)観たり聴いたりしてきた方とここに並んでいるというのは、プレッシャーでしかないです」と緊張した面持ちで語る。これに小西は「逆ですよ! こっちが散々見てました」とツッコみ、小野も「(衣装の)色がかぶってしまってすみません!(笑)」と冗談まじりに返した。
また宮田はアニメ好きだからこそ声の仕事をすることにためらいがあったと話し、「お話をいただいたのはうれしかったですが、やるからにはレッスンとか指導していただける環境がないと、好きなアニメを台無しにしてしまうと思いました」と強い覚悟を持って引き受けたことを明かす。レッスンは台本をめくる音がマイクに入らないやり方を教わるゼロからのスタートだったという宮田だが、小西は宮田の声優ぶりについて「すごいです。声優さんですよ。俺たちの商売あがったりですよ!」と絶賛。「(会話の相手と)距離のあるシーンだったんですが、その距離感をちゃんと出している」 とアフレコを振り返り「ジャニーズさんは絶対に(宮田さんを)声優業界に入れたほうがいい!」とアピールした。
イベントの最後には9月14日に32歳の誕生日を迎えた宮田のバースデーケーキが登場。サプライズの演出に宮田は「今年はこういう状況で近い距離でお祝いしてもらうのは無理かなと思っていたのでうれしいです」と笑顔を浮かべ、「去年は『日本一かわいい31ちゃいです』と言ってたので(笑)、今年は『日本一かわいい32ちゃい』でがんばりたいと思います!」とコメントした。
映画「劇場版 BEM ~BECOME HUMAN~」は10月2日より全国でロードショー。
(c)ADK EM/劇場版 BEM 製作委員会