本日12月8日に映画「劇場版ポケットモンスター ココ」の完成披露試写会が東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催され、劇中のテーマソングを担当した岡崎体育が登壇した。
この作品のためにメインテーマや劇中曲を合計6曲提供している岡崎体育。本日のイベントではキャストの松本梨香、上白石萌歌、中村勘九郎、矢嶋哲生監督とともに作品についてのトークに花を咲かせた。
髪型をリーゼントにして現れた岡崎体育は「フォーマルな場所ではリーゼントにするというのが僕の決まりなので、ガンガン撮ってください(笑)」と報道陣にアピール。そしてトータス松本が歌うメインテーマ「ふしぎなふしぎな生きもの」の制作秘話を「父と子がテーマの曲ですが、結婚もしていないし子供もいないので父親目線の曲をどう作ればいいのか悩みました」と語る。リアリティを高めるため、周りの子供がいる仲間にインタビューして曲を作ったと明かし「世の中の“本当の父ちゃん”たちの思いが詰まっている、僕のキャリアハイと言ってもいい曲です」とアピールした。
上白石は「この曲があることでこの作品をがんばれると確信しました」、松本は「同じ“松本一族”として誇らしい気持ちになりました(笑)」とメインテーマを絶賛。青春時代にウルフルズをよく聴いていたという中村も「予告編で聴いても毎回うるうる来てしまう」と話した。イベントの後半では、映画公開時期のクリスマスに向けて登壇者たちが「クリスマスにゲットしたいもの」を発表するコーナーへ。松本の「クリスマスにみんなの笑顔ゲットだぜ!」という回答に、上白石は「模範解答すぎる(笑)」と恐縮しつつ、「猫との生活ゲットだぜ!」と猫を飼いたいという夢を明かした。中村は念願だった声優の仕事を務めた喜びを「クリスマスに長年の夢ゲットだぜ!」と叫んだ。
一方、岡崎体育は「代官山に豪邸をゲットだぜ!」と宣言し、共演者たちにツッコまれながら「ポケモンのテーマソングを6曲も書いたらギャラもけっこうもらえるんじゃないですか?」とリアリティあふれる願望を語る。そして客席の子供たちを見渡して「ごめんね、生々しいこと言っちゃって(笑)。それぐらい曲に対する思いがあるんですよ」と弁解していた。
映画「劇場版ポケットモンスター ココ」は12月25日に公開。12月23日には岡崎体育が手がけたテーマソング集「『劇場版ポケットモンスター ココ』テーマソング集」もリリースされる。