本日12月14日に東京・明治記念館にて「『ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~』プロジェクトチーム 決起集会2020」が行われ、チームメンバーの杉良太郎、伍代夏子 、飯豊まりえ、川栄李奈、城島茂(TOKIO)、橘慶太(w-inds.)、秋元真夏(乃木坂46)、新内眞衣(乃木坂46)、松本利夫(EXILE)、向井地美音(AKB48)、武藤十夢(AKB48)が出席した。
「『ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~』プロジェクトチーム」(略称:SOS47)は、被害が相次ぐ特殊詐欺の撲滅を呼びかけるため、2018年9月に発足したもの。メンバーの高い発信力を用いながら、特殊詐欺に関する知識や被害防止策をわかりやすく伝え、全国47都道府県警察と連携して特殊詐欺被害を防止するための広報啓発活動を行っている。この日行われた決起集会には、警察庁より特別防犯対策監に委嘱されている杉をはじめ、伍代、城島ら特別防犯支援官メンバー、そして新たにSOS47に加入するAKB48の向井地と武藤が礼服姿で登場。各メンバーが、この2年間の活動で感じたことやこれからの活動についての展望を語った。また決起集会後には野外イベントが行われ、決起集会の参加メンバーが東京・代々木公園を移動しながら特殊詐欺への注意喚起を行った。
決起集会は、杉特別防犯対策監の挨拶からスタート。杉は「特殊詐欺は手を変え品を変え、そのときそのときの情勢に合わせて行われます。みなさんのご協力なくして、詐欺被害防止は前に進みません。これからもご協力よろしくお願いいたします」と力強く語る。続いてイベントは、新たに特別防犯支援官を委嘱されたAKB48の委嘱式に。AKB48を代表して出席した向井地と武藤は、委嘱状を受け取り深々とお辞儀をする。向井地は「私たち若い世代が発信することで大切なおじいちゃん、おばあちゃんを守っていきたいと思います」、武藤は「SOS47メンバーの一員として、若い世代だからこそできることを発信していけたらと思います」と意気込んだ。
またSOS47発足時より引き続き活動する特別防犯支援官の城島は、チーム発足からの2年間を振り返り、「この2年間で詐欺の手口も多種多様化しました。これからも地道に地に足の着いた活動をしていきたいと思います」と語る。12月9日に第3子誕生を報告して以来初めて公の場に登場した橘は「自分はひっかかるわけないという思いが犯罪の手助けになってしまうというのを、この2年間で強く思いました」とコメント。松本は「この2年間で自分自身も勉強させていただいたことがたくさんあります。これからも1人でも救えるようにがんばっていきたいと思います」、秋元は「家庭内での会話やコミュニケーションが、特殊詐欺を防ぐ第一歩だと思います。“自分の親なら大丈夫”と思わないで、連絡を取るという心がけが大切だとこの2年間で感じました」と、各々の特殊詐欺防止に対する思いを言葉にした。
さらに決起集会のあとには、イベントの参加メンバーが代々木公園に移動し野外イベントを実施。杉対策監が、街行く人々に「特殊詐欺撲滅のために立ち上がっております、『家族の絆作戦』を実行しておりますメンバーでございます」と挨拶。その後11人は横並びになり、「STOP!オレオレ詐欺」と書かれた横断幕を持ちながら代々木公園を練り歩き、特殊詐欺への注意喚起を呼びかけた。