SWALLOWが本日1月23日に2ndシングル「ULTRA MARINE」を配信リリースした。
「ULTRA MARINE」は毎週日曜日にメンバーが配信しているLINE LIVEで先行披露された楽曲。LINE LIVEで同曲の演奏が始まると、ファンから「ウルトラマリン隊出動!」といったコメントが寄せられたほか、サビの「ウルトラマリン」のフレーズに合わせてコメント欄が「ウルトラマリン」の文字で埋め尽くされ、多くのファンからの支持を得た。「ULTRA MARINE」は絵画「真珠の耳飾りの少女」の作者で知られるフェルメールの愛した青色の顔料・ウルトラマリンブルーに着想を得て制作された楽曲。「真珠の耳飾りの少女」に描かれた少女から生まれた物語がアートワーク、歌詞、スピード感のある楽曲で表現されている。
今作のプロデュースは、前作「SWALLOW」と同様に、ヨルシカら数多くのアーティストの制作に携わるSEED SEEKERSが担当。作詞、作曲は工藤帆乃佳(G, Vo)によるものだ。
工藤帆乃佳(G, Vo)コメント
“1月23日”、我々の前身“No title”のデビュー日でもある特別な日、SWALLOWのセカンドシングル「ULTRA MARINE」をリリースいたしました。我々が長く温めた、渾身の一曲です。
ウルトラマリンという顔料、皆様ご存知でしょうか?
もともとは、ラピスラズリという高価な宝石から成る青色の顔料です。
かのフェルメールが愛したウルトラマリン、「真珠の耳飾りの少女」という代表作で、その逸話が有名になりました。
ウルトラマリン特有の青色を求め、フェルメールが何度も破産したという説や、パトロンがいたために破産せず、贅沢にウルトラマリンを使うことができた、という説。
また、「ウルトラマリン」という名称は、“海を越える”という意味です。
ラピスラズリが採れる地域が限定されていたため、輸入によってだけ手に入る顔料だったからです。
「真珠の耳飾りの少女」のモデルにも、魅力的な説が様々存在します。というのも、フェルメール自身との関係性についてです。フェルメールの妻、娘、愛人、または架空の人物、どれもはっきりとはわかっていません。
今作の「ULTRA MARINE」は、これらの逸話をテーマに作られた楽曲です。
ちょうど1年と少し前の晩秋のことです。
大学受験が早くに終わった私が、細々とデモを作っていた頃、ウルトラマリンの逸話に出会い、作った曲でした。
強烈に何かを主張したいというわけでもなく、「ULTRA MARINE」というタイトルだけを決めて作った記憶があります。
その頃から、一切の歌詞の変更なしに、この曲が完成しました。芸術の本質的な魅力が詰まった楽曲です。
フェルメールの逸話のように、歌詞の解釈は様々です。
滔々と流れる広い海原のイメージと、力強さの中に壊れそうな繊細さを秘めたアレンジに乗せ、美に陶酔していく様を描いています。
編曲・MIXなどご協力いただいたSEED SEEKERSの方々にも感謝申し上げます。
前作「SWALLOW」に引き続き、我々の自由な制作を尊重しつつ、絶妙な楽曲に仕上げていただきました。
「ULTRA MARINE」が末永く愛される楽曲になりますように。
深く、青く、高尚な輝きを、心から感じていただけると幸いです。
SWALLOW「ULTRA MARINE」リリース記念ライブ
配信日時:2021年1月24日(日)20:00~
配信URL:https://live.line.me/channels/1184031/upcoming/15656427
「ULTRA MARINE」リリース記念アフタートーク!
配信日時:2021年1月24日(日)20:30~
配信URL:https://live.line.me/channels/1947677/upcoming/15821883