音楽ナタリーのコラム連載「渋谷系を掘り下げる」から生まれた書籍「渋谷系狂騒曲 街角から生まれたオルタナティヴ・カルチャー」の追加コンテンツが発表された。
本書は音楽ナタリーにて2019年11月から2020年12月まで連載されたコラム企画「渋谷系を掘り下げる」をまとめたもの。書籍版は一部の原稿を大幅に加筆および修正し、363項目におよぶ脚注を付記したうえで販売される。追加コンテンツとして「対岸から眺めた渋谷系の景色」と題した坂本慎太郎の撮り下ろしインタビューや、関美彦、除川哲朗、宮子和眞、山下洋、フミヤマウチ、荏開津広、藤井悟、黒田マナブ、ジミー益子、DJ EMMAによる「ROOTS OF渋谷系ディスクガイド10×10」、1995年の東京・渋谷の風景を切り取った「A DAY IN SHIBUYA 1995」が掲載される。
また「渋谷系狂騒曲」の発売日は2月26日を予定していたが、3月2日へと変更となった。
渋谷系狂騒曲 街角から生まれたオルタナティヴ・カルチャー
<コンテンツ>
・センター街の一角から始まった黄金時代(太田浩 / 佐野郷子)
・多くの才能を輩出したネオGSシーン(サリー久保田 / 岡村詩野)
・カジヒデキが語る“僕が渋谷のレコ屋店員だった頃”(土屋恵介)
・“裏番”會田茂一が語るアナザー・ストーリー(佐野郷子)
・ドレスコーズ・志磨遼平が語る憧憬とシンパシー(フミヤマウチ)
・対談:LOW IQ 01×松田“CHABE”岳二(土屋恵介)
・マンガ家・大橋裕之が描く“僕と渋谷系”
・坂本慎太郎が語る“対岸から眺めた渋谷系の景色”(フミヤマウチ)
・多彩な才能が集った伝説のクラブ、下北沢SLITS(山下直樹 / 磯部涼)
・DJ松浦俊夫が語るクラブ・ジャズ・シーンの黎明期(柳樂光隆)
・吉田豪が語るアイドル・ソングとの親和性(臼杵成晃)
・韓国のポップ・ミュージックへの影響(長谷川陽平 / 大石始)
・岡崎京子と渋谷系のシンクロニシティ(A.K.I.)
・小泉今日子が語る“渋谷系の目利き”川勝正幸(辛島いづみ)
・ROOTS OF 渋谷系ディスクガイド10×10
・A DAY IN SHIBUYA 1995
・1990年代生まれが作る渋谷系プレイリスト