松村北斗(SixTONES)が森七菜、小関裕太とともに本日3月2日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた映画「ライアー×ライアー」の公開御礼舞台挨拶に登壇した。
「ライアー×ライアー」は金田一蓮十郎の原作マンガを耶雲哉治監督が実写化したラブコメディ。両親の再婚をきっかけに姉弟となった地味な女子大生・高槻湊と女癖の悪いモテ男・透の関係が描かれる。ある日、ギャルメイクの女子高生に変身した湊が、その正体に気付かない透から一目惚れされたことをきっかけに恋がスタートする。主題歌にはSixTONESが歌う最新シングル曲「僕が僕じゃないみたいだ」が使用されている。
透を演じる松村、湊を演じる森、湊の幼なじみで彼女に思いを寄せる烏丸真士役の小関。劇中で恋愛バトルを繰り広げる3人は、舞台挨拶でまず不穏な雰囲気漂う食卓でのシーンを振り返る。森が「すき焼きしか見てなかった……」と正直に話し、「ネギをお肉で巻いて食べました」とはにかむと、松村は「何おいしく食べてんだ!」と威勢よくツッコむ。都内近郊での撮影が多かった松村は、愛知県にある犬山城でのデートシーンがあった森と小関に対して「こんちくしょう!と思いましたね」と感情をあらわにした。
恋愛に関する話題におよび、「自分の恋人に好きな人がいたら?」という質問を投げかけられた松村。「相手と縁を切ります」と断言し、「だって気色悪くないですか?」と率直に述べた。さらに「ライバルと戦わないんですか?」と問われると「僕はいいかなって身を引きます。人と戦いたくないなって。(好きな人を)差し上げますね」と赤裸々に語った。
また、登壇者の3人は主題歌のタイトル「僕が僕じゃないみたいだ」にちなんで“僕が僕じゃないみたいな写真“をスクリーンで公開。松村は「絞りカスみたいなネタです」と言いながら、2年前に初めて茶髪に染めたときの写真を見せた。改めて写真を見返した彼は「悪かねえなと思いますね」と自画自賛の様子だった。一方、森は「家族で携帯で遊んでて、アプリを使っておじさんになってみました」とヒゲを生やした中年男性風の1枚を公開。松村は身を乗り出してその写真を見つめ、「……悔しい。面白いな」「ゆくゆくハリウッドにいく俳優さんみたい」とコメントした。そして小関が「ハロウィンから帰ってきて母親から落書きされた5歳の小関です」と写真を紹介すると、松村は「去年ぐらいの写真かと思った。“でんぢゃらすじーさん”みたい」と茶化した。
最後に松村は表情を引き締め、「『ライアー×ライアー』チームは本当に素敵なチームだったんだなと誇りに思います。1回とは言わず、何度観ても面白い映画を目指しているので、これから僕らも皆さんも、この作品を愛していけたらと思います」と語り、森、小関とともにステージをあとにした。