Taiko Super Kicksのニューアルバム「波」が、本日6月8日にTETRA RECORDSから配信リリースされた。
タイコがアルバムをリリースするのは、2018年2月発表の「Fragment」以来おそよ3年4カ月ぶり。「波」には緻密に練り上げられたサウンドに、伊藤暁里(Vo, G)の“個人的な体験”によって紡がれた歌詞を乗せた全9曲が収録されている。アルバムのミックスおよびプロデュースを岡田拓郎、レコーディングエンジニアを澁谷亮(Klan Aileen)、マスタリングをKevin Rattermanが担当している。アルバムのジャケットアートワークは、グラフィックデザイナーの加瀬透が手がけた。また今回の発表と併せて、写真家・植本一子が撮影したタイコの新たなアーティスト写真も公開されている。
TETRA RECORDSのBandcampアカウントでは、アルバムの音源データを販売中。
Taiko Super Kicks「波」収録曲
01. 椅子の椅子
02. リフト
03. えんえい
04. コーンクリーム
05. 合間
06. 火遊び
07. 青梅
08. たましい
09. ラッキーG
伊藤暁里(Vo, G) コメント
意識の流れ、気分、身の回りのこと、社会や時代。色々なものの中に波はあり、形を変えながら、満ちたり引いたりしている。波は私たちを翻弄し、私たちはいつも波に悩まされる。捉えようとすれば波は逃げ、避けようとすれば追いかけてくる。しかし、そうであるからこそ、波は日々に新鮮味をもたらす。まだ出会ったことのないものたちを、一層光らせながら、私たちのもとへ運んでくれる。それどころか波は、もう知っているはずのものにもあたらしい光り方があることを、私たちに教えてくれる。あらゆるものは、何回でも、いつでもあたらしいのだと、教えてくれる。
藤村頼正(TETRA RECORDS) コメント
昨年の緊急事態宣言中にバンドと話し初めてから一年以上。
社会・バンド・個々人を揺さぶる大きな荒波に翻弄されながらも
岡田くんや澁谷くんも含め何度も話し合いを重ねて緻密に制作されて完成した本作は
全てのものには引力があるという事を穏やかに、そして時には強く語りかけるような作品となっています。
この26分間が描く壮大な物語を体験して頂けたら幸いです。

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