ゲーム「ポケットモンスター」の25周年を記念したアルバム「Pokémon 25:ザ・アルバム」より、Yaffleが制作した2曲が配信シングル「Reconnect / Grown」として本日11月17日にリリースされた。
「Pokémon 25:ザ・アルバム」は10月に配信リリースされた作品。“日本代表”のYaffleのほか、ポスト・マローン、ケイティ・ペリー、メイベル、ヴィンス・ステイプルズ、リル・ヨッティ、J・バルヴィンなど世界の名だたるアーティストが参加している。
今回の配信シングルには、Daichi YamamotoとAAAMYYY(Tempalay)が参加した「Reconnect」、空音とyamaが参加した「Grown」、そしてそれぞれの楽曲のインストゥルメンタルバージョンの計4曲が収められている。作品について、Yaffleは「自分は歌を歌わないので最高のフィーチャー・アーティスト達と共にどうやって自分の感情を、音を媒介にして伝えられるのかと言うことを考えました。“Reconnect”と“Grown”同じスタート、同じゴールだけど違う物語。そこに思いを馳せてもらえれば僕は幸せです」とコメントした。
なお「Pokémon 25: ザ・アルバム」の日本盤アルバムも本日発売に。CDはポケモンセンターでも販売され、ポケモンセンターのオリジナル特典として缶バッジが先着でプレゼントされる。
Yaffle コメント
自分は赤緑世代。叔母のゲームボーイを借りて初めてプレイしたゲームがポケモンでした。リリースされた当時学校でも大ブームで、通信ケーブルを使った対戦はもちろん、なぜか攻略法を熟知しているクラスメイトの前に教えを乞うために長蛇の列ができたり、それで繋がる友情のようなものは多かったと思います。
今回のオファーを頂いた時はとても嬉しかったですし、感慨深いものがありました。自分からも色々構想をぶち上げて自分の首を絞めたこともありましたが、それが結果として非常に良かったと思います。ポケモンのオリジナルBGMをサンプリングするというコンセプトが基調にあるので、それをひたすら聴いて、それに引っ張ってもらったような感覚です。同じテーマで2つのバージョン、2つの言語で作るという経験も初めてで困難もありましたが最高のものを2つ提示するという事ができたと思ってます。
自分は歌を歌わないので最高のフィーチャー・アーティスト達と共にどうやって自分の感情を、音を媒介にして伝えられるのかと言うことを考えました。“Reconnect”と“Grown”同じスタート、同じゴールだけど違う物語。そこに思いを馳せてもらえれば僕は幸せです。
Daichi Yamamoto コメント
ほぼ全編英語で歌詞を書くことは、今までやって来なかったので今回はチャレンジでした。そして小学生の頃、「ポケットモンスター 緑」をジャマイカに向かう途中、兄に貸したら飛行機に忘れて行方不明になったのが今でも忘れられません。ポケモンカードを買うのにお小遣いを使い過ぎて怒られたことも忘れられません。ポケモンと共に成長させて頂いたので、今回関わる事が出来てとても光栄です。
AAAMYYY コメント
ポケモンは小さい頃アニメを見てました。トラックに散りばめられているサンプリングにYaffleさんのポケモン愛、株式会社ポケモンの皆さんの熱い情熱を感じました。(自分のパートでは)Daichiくんのリリックにも通じる、大人になった私たちと昔から変わらずそばにいてくれるポケモンの仲間たちとの、時を超えた共存世界を思いながら聴いてもらえたら嬉しいです。
空音 コメント
記憶にある限り恐らく一番初めに貰ったクリスマスプレゼントはDS Liteと「ポケットモンスター ダイヤモンド」で、そこから「ポケットモンスター ソード・シールド」に至るまでのシリーズは大体(「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」から「ポケットモンスター ソード・シールド」の間のみ)全部やるくらい新作を楽しみにしているゲームで、小学生の頃公園でみんなで「ポケットモンスター プラチナ」をしてバトルしたりしていたのを思い出します。
(ポケモンは)僕の青春ど真ん中です。「ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー」の付属品であるポケウォーカーを無くしてしまって絶望していたのも今では良い思い出です。「ポケットモンスター ハートゴールド」ではカントー地方も行けたし飽きずにずっとやっていました。僕はバクフーンを固定パーティーに入れていたのですが、周りはやっぱり“バンギラス”でしたね……。
今回の楽曲に参加出来たことを、この上なく嬉しく思います。こんな素晴らしい企画に呼んで頂けて光栄ですし、今後のキャリアの中で忘れられない参加だと思います。(自分のパートでは)曲の中にめちゃくちゃ多くギミックを仕込ませているので、是非歌詞に目を凝らしながら楽しんで貰えたらと思います!
yama コメント
幼い頃にポケモンのアニメや映画は見ていたのですがゲームをプレイした経験はなかったです。グラフィックの綺麗さに惹かれて「ポケットモンスター ソード」を購入し、はじめてプレイしました。ゲームが得意ではない自分が何十時間も没頭しました……(笑)。ポケモンが愛らしくて癒されるのでキャンプばかり開いてしまいます。好きなポケモンはたくさんいますが、ドラパルトとストリンダーに心奪われてます。可愛いです。
このような記念すべき企画に参加することができ、とても嬉しく思います。幼い頃から親しんできた作品に関われることが感慨深いです。楽曲からはポケモンのメロディや効果音が聞こえてきて少しノスタルジーな気持ちになります。現代的で重厚感あるサウンドトラックに乗せた空音さんのラップが格好いいです。懐かしさと同時に未来へ歩み続ける自分たちを激励しているように感じる楽曲です。
(自分のパートは)雨が降っても何があっても大丈夫だと背中を押す追い風のようなイメージで歌いました。