昨日11月16日に配信イベント「裏IVE YEAH!!!~ついに我々秘密の集会はじめました~」が開催された。
「裏IVE YEAH!!!~ついに我々秘密の集会はじめました~」は、チュートリアルの徳井義実、福田充徳と、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの陣、RIKUの4人がVJを務める音楽情報番組「ライブを100倍楽しむLIVE YEAH!!!」発のイベント。これまで番組名を冠した音楽ライブイベントが行われてきたが今回は「裏IVE YEAH!!!」と題したスピンオフ版で、VJがもっと仲良くなりたい“LIVE YEAH!!!フレンズ”とともに、ライブやサイコロトーク、カラオケ大会などで盛り上がった。
開演時刻になると、番組セットをステージに持ち込み、フロアに円卓を配置した会場にチュートリアル、陣、RIKU、“ハッピーコーディネーターの”野津山幸宏と菅沼ゆり、LIVE YEAH!!!フレンズの面々が登場。チュートリアルの徳井は「今日は小島よしおの誕生日!」と謎に小島よしおの誕生日を祝い、さっそく出演者たちを笑わせた。LIVE YEAH!!!フレンズとして参加したのは、番組に出演したことのあるKEYTALKの寺中友将(Vo, G)と八木優樹(Dr, Cho)、ビッケブランカ、まるりとりゅうが、神はサイコロを振らないの柳田周作(Vo, G)と吉田喜一(G)、THE RAMPAGEの神谷健太と与那嶺瑠唯、イナズマデリバリーのヘミングウェイとバイザウェイ、そしてスタッフ一押しアーティストのもーりーしゅーと。福田がもーりーしゅーとに「この番組知ってた?」と聞くと2人は正直に「知らなかったです」と答え、会場を笑わせた。
オープニングトークを経て最初にステージで歌ったのは、まるりとりゅうが。MaRuRiは「番組には4回出ているけど、がっつり歌ったことがなかったのでうれしいです」と話し、失恋ソング「シール」でRyugaとともに切ない歌声を届けた。「サイコロトーク!!!」のコーナーでは、サイコロを振り、その目で決定したテーマについてトーク。「勝手にライバルだと思っている人は?」というトークテーマが与えられた与那嶺は、沖縄出身の幼なじみで今も一緒のグループで活動する神谷を挙げ「自分に持っていないものも持っているし、健太がいたから自分もダンスで有名になりたいと思った」と照れくさそうに話す。それを受けて神谷は「16人の中で与那嶺くんはダンス隊長みたいな存在。沖縄のストリートバトルではU18のチャンピオンになったこともあるんですよ。でも沖縄愛は俺のほうが全然強い。だって昨日もゴーヤーチャンプルーを食べたし」と沖縄への愛をアピール。陣から「瑠唯はカラオケに行ったら沖縄の曲5曲連続で入れて歌うよね」と言われた与那嶺はBEGINの「オジー自慢のオリオンビール」がカラオケの十八番であることを明かした。
続いてサイコロを振った八木はどんな質問にも答えるトークテーマ「フリー」に当たり、もーりーからの「なんで金髪なんですか?」という問いに回答。「20歳の頃、顔を覚えてもらえるように金髪にしたんですけど、最近は髪の毛が薄くなってきて……でも金髪だと皮膚の色と同化するので薄く見えないんです」と10年前とは違う理由で金髪をキープしていることを告白した。そこにRIKUが「僕も同じ理由で金髪にして……」と同調すると、出演者たちがどよめく。「目立ってやろうと金髪にしたんです」とRIKUが話すと、福田は「よかった。薄毛のほうかと思った」と胸をなでおろした。
ステージに上がったもーりーしゅーとはauのCMソングとしておなじみの「ずっともっと」を披露。2人が気持ちいいハーモニーを響かせると、出演者たちは楽しそうに体を揺らして彼らのパフォーマンスを見守った。チュートリアルからマイクをパスされた、おしゃべり好きのビッケブランカは「MCみたいなことをずっとしてみたかった!」とうれしそうにトークを仕切る。神サイの柳田は「出演者の中で付き合うなら誰?」というお題にあたり、「僕、徳井さんがタイプなんですよね」と告白。吉田も「俺も好き!」と同意し、子供の頃からテレビで観ていたという徳井との共演を喜んだ。「フリー」の目を出したRIKUには寺中が「なかなか筋トレが続かない。体を鍛えるモチベーションは?」という質問を投げかける。RIKUは「3日坊主じゃ変わらないから、頭の中で『それでいいんですか?』と問いかけていると続きます」というストイックなアドバイスを寺中に送った。
目玉コーナー「裏IVE YEAH!!!カラオケ王座決定戦!!!」の前半戦にはビッケブランカ、徳井、そしてまるりとりゅうがのMaRuRi、Ryugaが参加。Ryugaは93点、徳井は88点、MaRuRiは98点、ビッケブランカは91点を獲得した。「サイコロトーク!!!」のコーナーでは、もーりーが「勝手にライバルだと思っている人は?」のトークテーマに当たる。弟のしゅーとを挙げたもーりーは「あとから芸能界に入ってきた弟の株が毎回上がるんです。弟がお兄ちゃんだと思われる」と苦い表情を見せた。もーりーしゅーとがTikTokでのブレイク秘話を明かしたあと、サイコロを振ったのは神谷。「ファーストキスはいつ?」というお題に対して、中学2年生の頃の甘酸っぱいエピソードを告白し、RIKUは「そんな時代があったんだね。健太、かわいいね」と目尻を下げていた。
寺中と八木はアコースティックセットで「MABOROSHI SUMMER」を披露。カホンとアコースティックギターが紡ぐ軽やかなサウンドに乗せて寺中が爽快感のある歌声を響かせると、会場にはクラップが巻き起こった。MaRuRiと菅沼の女子2人が男性陣からのお悩みを解決するコーナー「ズバッとお悩み一刀両断」では、ビッケブランカが「声が特徴的すぎて女性とのデュエットをすべて断られる」というリアルな悩みを告白。MaRuRiから「パートが男女で全然違ってハモらない曲にしたらいいんじゃないですか?」というアドバイスを受けたビッケブランカは、その内容に納得した様子で「じゃあ今度ぜひやりましょう」とMaRuRiにその場でオファーをし、MaRuRiもすぐにその申し出を受け入れた。
「裏IVE YEAH!!!カラオケ王座決定戦!!!」後半戦には企画発起人の陣、もーりーしゅーと、寺中と八木、野津山が出場。もーりーしゅーとは97点、野津山は92点と高得点を獲得するもMaRuRiには及ばず。サングラスで決めた寺中は八木にギターを持たせて熱唱。モノマネ寄りの癖が強い歌唱ながらも91点を叩き出し、出演者たちを唸らせた。トリの陣が着ていたジャケットを脱ぐほどの熱の入れようで歌い上げると、RIKUは「すげえいいよ!」と絶賛。拍手喝采が起こる中、陣の点数が発表され、88点という結果となった。優勝賞品として暗闇バイクエクササイズ「FEELCYCLE」に1年無料で通えるVIP券が贈られたMaRuRiは「1年で7kg痩せます」と宣言した。
大仕事が終わったのもつかの間、「サイコロトーク!!!」で初キスのエピソードに当たってしまった陣。中学生の頃に自転車に乗りながら当時付き合っていた彼女とのキスのエピソードを顔を真っ赤にしながら明かした。ステージではビッケブランカが10月にリリースされたばかりの「北斗七星」を披露。会場は美しい歌声で包み込まれ感動的な雰囲気となった。そんなビッケも「サイコロトーク!!!」で初キスのエピソードに当たり、高校から帰宅する途中で同じ中学出身のOLとたまたま出会い、中学校の体育倉庫に潜り込んでキスをしたという衝撃の内容で出演者たちを驚かせた。
最後のステージパフォーマンスは、RIKUと神サイの柳田と吉田によるセッション。RIKUのラブコールに応える形で実現したコラボステージでは、神サイの代表曲「目蓋」で繊細なハーモニーを響かせた。コラボを終えた柳田は「普段交わることのない界隈ですが、この番組でご一緒させていただいてから仲良くさせていただいて。同い年というご縁もあってわざわざ僕らのことを呼んでくださった」とRIKUとのコラボを喜び、RIKUも「ラブコールが実現してよかったです。これから先も同じ音楽人して切磋琢磨してやっていけたら」と充実した笑顔を見せた。
約3時間にわたるイベントが終了し、出演者たちはこの日の感想をトーク。そして最後はピースに親指を加えた「LIVE YEAH!!!」ポーズをひっくり返した「裏IVE YEAH!!!」ポーズで締めくくられた。