しゅーずが11月20日にオンラインライブ「Shoose Online Live 2021 -Black Velvet-」を開催した。
オープニングムービーが流れたのち、ステージを映す映像に切り替わると画面中央にはうつむきがちに佇むしゅーずの姿が。バンドメンバーが「一夜爛漫」を演奏し始めると、しゅーずは身振り手振りを交えながらこの曲を妖艶に歌い上げた。2曲目に披露されたのは2022年1月にリリース予定の新曲「モノクローム//ディストピア」。この曲からはしゅーずのワンマンライブに欠かせないダンサーである明香里と夕香里の2人がステージに合流し、「モノクローム//ディストピア」「ヴィラン」のようなミドルテンポのナンバーではしなやかに、「ファンサ」のようなアッパーチューンでは元気いっぱいに激しく動き、しゅーずのライブを華やかに彩った。「ファンサ」で勢いを付けたしゅーずは続く「シンデレラ」で何度も手を上げて、画面の向こう側のファンを盛り上げていく。
「配信ライブにかこつけてやりたいことをたくさん持ってきた」と語るしゅーずは、やりたいことの1つ目として、みきとP提供の“3部作”を続けて披露することを宣言。「セカンド・キス」「Highway Lover」「暴露」の3曲は“2番目の女性”をテーマに描かれてきた連作であり、しゅーずは歌詞で描かれている張り裂けるほどの切なさを情感豊かに歌い上げた。今年3月にリリースしたアルバム「Velvet Night」後に計画していたツアー開催が、新型コロナウイルスの影響で実現できなかったことを憂いたしゅーずは、「ようやくアルバムを引っ提げてライブができる」と喜び、「EXPLORER」「ひとり」といったアルバム収録曲をライブでファンに届けた。
しゅーずは自身のライブのことを「感情のジェットコースター」と表現しており、みきとPの“3部作“を皮切りに悲しくも儚げな空気感を作り上げたあとは、「キャットアイメイク」から明るい曲を立て続けに披露して、ファンの感情を大きく揺さぶっていく。ライブの定番曲「PiNK CAT」では明香里と夕香里のダンスにしゅーずも加わり、3人は動きをシンクロさせたパフォーマンスで視聴者を沸かせた。「マンティス▽クライシス」では多数のレーザーが飛び交う中で、しゅーずがフラッグを手に力強い歌声を響かせてライブをフィナーレに向けて盛り上げていく。「ひとえに皆さんの応援のおかげでここに立っている」とファンに向けて感謝の言葉を述べたしゅーずは、ライブの最後に、自身で初めて作詞作曲を手がけた「Velvet Night」を歌唱。計16曲を歌い上げ、ファンに向けて深々とお辞儀をしたところで配信画面は、ライブの制作風景を映すエンディングムービーに切り替わる。この動画はしゅーずが振り付けを練習するシーンやファンに向けてサインを書く姿などで構成されており、動画の最後には手書きのメッセージでファンへの感謝が改めて伝えられた。
そして動画の最後には緊急告知として2022年3月26日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)にてワンマンライブが開催されることがアナウンスされた。チケット情報などの詳細は後日、しゅーずのオフィシャルサイトにて告知される。
しゅーず「Shoose Online Live 2021 -Black Velvet- 」2021年11月20日 セットリスト
01. 一夜爛漫
02. モノクローム//ディストピア
03. ヴィラン
04. ファンサ
05. シンデレラ
06. セカンド・キス
07. Highway Lover
08. 暴露
09. EXPLORER
10. ひとり
11. U
12. キャットアイメイク(ArrangeVer.)
13. 狂喜乱舞
14. PiNK CAT
15. マンティス▽クライシス
16. VELVET NIGHT
しゅーず ワンマンライブ(仮)
2022年3月26日(土)東京都 Zepp DiverCity(TOKYO)