稲垣吾郎が東京・東京建物 Brillia HALLで2月11日から27日まで上演される舞台「恋のすべて」に出演する。
「恋のすべて」は作・演出を鈴木聡、作曲・音楽監督を青柳誠が務めるミュージカルコメディ。1930年代のアメリカを舞台に、稲垣は大切な仲間・シドを事件で亡くした探偵のニック・テイラーに扮する。ある日ニックは経営者のクラーク・キャンピオンから、愛娘のコニーを恋に落とすよう依頼される。その依頼には、コニーにつきまとうテディ・モーリーを遠ざけたいという目論見があった。クラークは羽場裕一、コニーは花乃まりあ、テディは松田凌が演じるほか、テディの母カミラ・モーリー役で北村岳子、クラークの愛人ザラ・エイミス役で石田ニコルが出演。劇中の音楽は青柳(Piano)、高橋香織(Violin)、バカボン鈴木(B)、三好“3吉”功郎(G)、仙波清彦(Perc)といったメンバーが演奏する。
2007年に鈴木が手がけた舞台「魔法の万年筆」にも出演した稲垣。今回の役どころについて「『依頼内容は恋に落とすこと』、こんな素敵な任務を果たす探偵役は初めてです。誠実さと共にちょっと抜けたところもあって、演技も得意な探偵ニックは、果たして素敵な女性を恋に落とすことができるのでしょうか。自分自身との共通点も多く、僕も既にそうであるように、皆さんがニックという役を愛してくださると幸せです」とコメントしている。
稲垣吾郎 コメント
鈴木聡さん作・演出作品に出演させていただいてから15年。毎回とても素敵な役でしたが、
「依頼内容は恋に落とすこと」、こんな素敵な任務を果たす探偵役は初めてです。
誠実さと共にちょっと抜けたところもあって、演技も得意な探偵ニックは、果たして素敵な女性を恋に落とすことができるのでしょうか。自分自身との共通点も多く、僕も既にそうであるように、皆さんがニックという役を愛してくださると幸せです。
鈴木聡 コメント
1920年代から1930年代のアメリカ文化に惹かれます。狂騒のジャズエイジから、ほっと一息ついたラジオデイズへ。華やかでスタイリッシュ、それでいて、繊細でせつない。だからでしょうか、この時代、稲垣吾郎さんに似合う感じがするのです。以前、この時代を舞台にした吾郎さんの芝居を僕は書いています。「魔法の万年筆」。この時はフィッツジェラルドに憧れる若き小説家を演じてもらいました。あれから15年。「恋のすべて」では、大人の渋さを身につけた吾郎さんに、世間の裏表を知る中年探偵を演じて貰おうと思います。ある日、彼の探偵事務所に奇妙な依頼人が現れる。「娘を恋に落としてくれ」。お金が欲しい彼は気乗りせぬまま引き受けるのですが…。たった一夜の物語です。ワンナイトで、恋のときめきとせつなさをたっぷり描きたいと思います。お相手役の花乃まりあさんをはじめ、最高の俳優陣が集まってくれました。音楽監督の青柳誠さんと「恋と音楽」シリーズでもおなじみのバンドメンバーがゴキゲンな音楽をお届けします。笑いとロマンティックいっぱいの大人のエンターティメント。約束します、絶対、楽しい。是非、ご覧ください。
モボ・モガ プロデュース ミュージカル・コメディ「恋のすべて」
2022年2月11月(金・祝)~27日(日)東京都 東京建物 Brillia HALL
<出演者>
稲垣吾郎 / 花乃まりあ / 石田ニコル / 松田凌 / 北村岳子 / 羽場裕一
作・演出:鈴木聡
作曲・音楽監督:青柳誠
演奏:青柳誠(Piano) / 高橋香織(Violin) / バカボン鈴木(B) / 三好“3吉”功郎(G) / 仙波清彦(Perc)