JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイトJOYSOUND公式キャラクター「ジョイオンプー」

エビ中・真山りか生誕ライブ、アコースティックスタイルでファミリーに届けた愛の形

真山りか生誕ソロライブ「まやまにあ -Leve.6-」の様子。
4年近く前2022年01月19日 9:03

真山りか(私立恵比寿中学)の生誕ソロライブ「まやまにあ -Leve.6-」が、昨日1月18日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)にて開催された。

昨年12月に25歳の誕生日を迎えた真山。今回のライブはアコースティックアレンジを中心としたバンドスタイルで、真山の歌の魅力を存分に届けるステージとなった。この記事では19:00開演の夜公演の模様をレポートする。

バンドメンバーの田口慎二(G)、真船勝博(B)、中北裕子(Perc)、橋本しん(Piano)に続いて花柄のワンピース姿の真山がステージに現れ、最初に披露されたのは「ebiture」のアコースティックバージョン。エビ中ライブのオープニング曲として聴き慣れたいつもの「ebiture」とは異なる柔らかなサウンドで、この日のステージが特別なものであることをエビ中ファミリー(エビ中ファンの呼称)に印象づけるオープニングとなった。美しいアカペラのイントロが印象的な「キラキラネスキラネス」では真山が楽しげにステージを飛び跳ねたかと思うと、続く松原みきのカバー「真夜中のドア~stay with me」では雰囲気を一変させ、ボサノバ風のアレンジに乗せて妖艶なボーカルを聞かせる。MCで真山はバンドメンバーを背負い、さらに昼公演とはまた異なるかわいらしい衣装を身にまとってのステージに対する心境を「緊張するねー!」と明かし、ファミリーの笑いを誘った。

その後はスツールに腰を下ろし、松田聖子「SWEET MEMORIES」、岡村靖幸「だいすき」とカバー曲を連続で披露。真山ならではの深みのある低音が響き渡り、ファミリーを魅了した。立ち上がって心地よさそうに体を揺らしつつaikoの「シアワセ」を歌った真山は、これらのカバー曲のブロックについて「テーマは“愛”だったんです。愛の形をいっぱい詰め込んでお届けしました」と話し、エモーショナルなバンドサウンドに乗せてOfficial髭男dismの「HELLO」をパワフルに熱唱した。

しっとりとしたアコースティックアレンジでアニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」オープニング曲でもある川本真琴の「1/2」を歌ったあと、真山は「このアレンジがめちゃめちゃ好き」と思いを明かす。そしてこの曲と出会ったきっかけが中川翔子によるアニソンカバー集だったことを振り返り「アニメソングはいろんな人がカバーして、何度もよみがえることが強みですよね。私もアニソンを歌わせてもらったことがあって、自分の人生でアニメに関われたのは本当に財産です。大切な曲を私自身でさらに鮮やかなものにしたい」と話し、アニメ「アカメが斬る!」のオープニングテーマに使用されたソロ曲「Liar Mask」をピアノ1本のアレンジで丁寧に歌い上げた。

終盤は「春の嵐」「蜃気楼」「愛のレンタル」とエビ中の楽曲や自身のソロ曲を連続でパフォーマンス。「春の嵐」では哀切な高音ボーカルで客席を圧倒し、「愛のレンタル」はアコースティックギターのみのシンプルなサウンドに乗せて真山の歌声の魅力を余すことなく届けた。最後に真山は「ライブでの一番の希望は『また明日』と言えることだと思います。今日は来られなかった人も次こそ会いたいと思ってくれるなら、私はずっと歌い続けます」と会場に足を運んだファミリーや配信を通じて楽しんだファミリー、全国から思いを寄せたファミリーへの気持ちを語り、ラストナンバー「さよならばいばいまたあした」を歌った。

アンコールで真山は「私は強い人間じゃないけど、みんなの何かのパワーにつながっているのかもしれない。それはみんながいてくれるからです。だからみんなも強くなくていいんです。でもどうか自分に負けないでください」とファミリーに語りかけ、サンボマスターの「輝きだして走ってく」を力強く歌う。そして「今年の私と皆さんのテーマ曲にしましょう。自分に負けずに、自分を肯定してあげてください」と笑顔で呼びかけた。

生誕ライブのラストを飾ったのはエビ中の最新曲「Anytime, Anywhere」。真山はカラフルなライトに彩られたステージを何度も行き来し、会場のファミリーと配信を楽しむファミリーに手を振った。バンドメンバーを見送った真山は「寂しくて帰りたくなくなっちゃう(笑)。本当に楽しかった」とファミリーとの別れを惜しみつつ「25歳、がんばるよ! ありがとうございました!」と感謝を決意を述べ、ステージを去っていった。

真山りか生誕ソロライブ「まやまにあ -Leve.6-」2022年1月18日 Zepp DiverCity(TOKYO)第2部 セットリスト

01. キラキラネスキラネス(オリジナル:私立恵比寿中学)
02. 真夜中のドア~stay with me(オリジナル:松原みき)
03. SWEET MEMORIES(オリジナル:松田聖子)
04. だいすき(オリジナル:岡村靖幸)
05. シアワセ(オリジナル:aiko)
06. HELLO(オリジナル:Official髭男dism)
07. 1/2(オリジナル:川本真琴)
08. Liar Mask
09. 春の嵐(オリジナル:私立恵比寿中学)
10. 蜃気楼
11. 愛のレンタル(オリジナル:私立恵比寿中学)
12. さよならばいばいまたあした(オリジナル:私立恵比寿中学)
<アンコール>
13. 輝きだして走ってく(オリジナル:サンボマスター)
14. Anytime, Anywhere(オリジナル:私立恵比寿中学)

JOYSOUND
JOYSOUND.COMカラオケ歌うならJOYSOUND

関連記事

氣志團(撮影:平野タカシ)

「氣志團万博」2日目はNEWS、RIP SLYME、BUCK∞TICKら熱演 綾小路翔「俺の大好きだけでできてる2日間」

1日
「氣志團万博2025 ~関東爆音パビリオン~」ロゴ

「氣志團万博」WOWOWで12時間放送、事後特番は舞台裏に密着

5日
yama

yamaが齊藤京子主演映画「恋愛裁判」主題歌書き下ろし、恋愛禁止の掟を破ったアイドルの物語

5日
私立恵比寿中学「ちゅうおん2025」の様子。

えびちゅう秋のコンサート「ちゅうおん」初の屋内開催、総勢20名でつむぐ豊かな音楽のひととき

12日
「私立恵比寿中学 新体制始業式『GOLDEN EIGHT ーnew againー』」の様子。

私立恵比寿中学、小林歌穂の卒業式&新体制初ライブ収めたBlu-rayリリース

16日
ウインクする中山莉子25歳。

中山莉子「ホントはかわいく歌いたい!」えびちゅうのエンジン、25歳の本音

20日
私立恵比寿中学

えびちゅう、BUDDiiS、ラブワン、Lienelが「スター☆オーディション」に登場!歌とダンスでファイナリストを応援

22日
「SASUKEアイドル予選会2025 ー出場権争奪バトルー」出場者と応援メンバー。©TBS

「SASUKE」アイドル予選会にえびちゅう風見和香、イコラブ瀧脇笙古、きゃんちゅー桐原美月ら

24日
「ライブナタリー “私立恵比寿中学 × Juice=Juice”」キービジュアル

えびちゅう×Juice=Juiceツーマンの生配信決定!完売した現地観覧チケットのリセールも

26日
「KUNOICHI2025秋」に参加するアイドル勢と応援者たち。前列左から岩本理瑚(僕が見たかった青空)、佐藤莉華(Rain Tree)清司麗菜(NGT48)、結城りな(ukka)、風見和香(私立恵比寿中学)、大信田美月(≒JOY)。©TBS

女性版「SASUKE」えびちゅう風見和香、僕青・岩本理瑚、≒JOY大信田美月ら出場

27日