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マイベストトラック2021 Vol.1 ロックバンド編

2年以上前2022年01月21日 9:05

2022年の幕開けに合わせて音楽ナタリーでは、さまざまなアーティストに「2021年にもっとも愛聴した3曲」を聞くアンケート企画を実施。回答者のジャンルごとに分けた全8本の記事を公開していく。今回は「ロックバンド編」として、せとゆいか(Saucy Dog)、Nob(MY FIRST STORY)、橋口洋平(wacci)、HARUNA(SCANDAL)、PORIN(Awesome City Club)、三原康司(フレデリック)(50音順)が選んだ2021年の3曲を紹介する。

構成 / 酒匂里奈

せとゆいか(Saucy Dog)

Omoinotake「EVERBLUE」

マカロニえんぴつ「なんでもないよ、」

Awesome City Club「夏の午後はコバルト」

Omoinotake「EVERBLUE」

何も知らずにアニメ「ブルーピリオド」観ていたんです。そしたら突然アニメのオープニングとは思えないくらいかっこ良くておしゃれで渋い曲が流れて、一発で好きになりました。
Omoinotakeの良さって、わたしの個人的な考えですが、おしゃれと共存する古臭さだなと思ってます。

マカロニえんぴつ「なんでもないよ、」

初めて聴いた時、やられた!と思いました。洋楽のオマージュの様な今流行りのおしゃれなサウンドに、マカロニえんぴつらしい日本語の良い歌詞。そのふたつが組み合わさってしまったらもう、最強以外の言葉が見つかりませんね。

Awesome City Club「夏の午後はコバルト」

美しい声のハーモニーが軽やかなリズムで駆け抜けていく楽曲です。聴いていると明るい気分になるだけでなく、自分がおしゃれな可愛い女の子になった様な気分になれたりもします。ドラマ「彼女はキレイだった」にとってもぴったりな主題歌です。

プロフィール

せとゆいか(セトユイカ)

1月22日生まれ、奈良県出身。2013年11月に結成されたバンド・Saucy Dogでドラムとコーラスを担当。グッズの制作・ディレクションも行っている。Saucy Dogは2021年12月に森永製菓「DARS」が立ち上げた期間限定の音楽レーベル・DARS CHOCOLATE MUSIC LABELから楽曲「あぁ、もう。」をリリース。この曲は2022年1月にテレビ朝日で放送されたスペシャルドラマ「デキないふたり」の主題歌として使用された。またバンドは現在放送および配信中のドラマ「WOWOWオリジナルドラマ 神木隆之介の撮休」の主題歌として新曲「ノンフィクション」を提供している。

Saucy Dog Official Site
せとゆいか (Saucy Dog) (@ydr_122) | Twitter
せとゆいか Saucy Dog(@y122dr)| Instagram

Nob(MY FIRST STORY)

Jack Kays「OUTRUN MYSELF」

LiL Lotus「Think Of Me Tonight」

BAK「パラレルワールド」

Jack Kays「OUTRUN MYSELF」

最近好きなアーティストで聴きまくってました。他の曲も良くて感情にダイレクトに届く声がたまらない。

LiL Lotus「Think Of Me Tonight」

アルバムの1曲目なんですが、アルバム全曲良くて2021年よく聴いてました。バンドサウンド強めで、流行りの良いところを取り入れてる感じがまた良き。

BAK「パラレルワールド」

2021年はこれ一番聴きました。
歌詞、アレンジ、もうヤバいですね。名曲です。これから絶対くると思います。

プロフィール

Nob(ノブ)

1984年10月14日生まれ、埼玉県出身。2011年夏に東京・渋谷で結成されたロックバンド・MY FIRST STORYのベーシスト。Nob個人としても、2018年3月に東京・TSUTAYA O-EAST(現:Spotify O-EAST)にて単独公演「PREMIUM ONEMAN SHOW ~これがホントのALONEや~」を行った。MY FIRST STORYは現在公開中の映画「マトリックス レザレクションズ」に日本版インスパイアソングとして新曲「PARADOX」を提供。2022年2月には約5年ぶりの東京・日本武道館公演「We promise, 4 you once again Tour Final at BUDOKAN」が控えている。

MY FIRST STORYオフィシャルサイト
MY FIRST STORY (@MyFirstStory_of) | Twitter

橋口洋平(wacci)

手嶌葵「ただいま」

ヒグチアイ「悲しい歌がある理由」

back number「水平線」

手嶌葵「ただいま」

消え入りそうなのに力強く優しい、手嶌葵さんの声にハマってます。
「散らかす人のいなくなった部屋は 悲しいくらい綺麗に片付いたまま」
素敵な対比で、好きな歌詞です。

ヒグチアイ「悲しい歌がある理由」

ラーメン屋で流れてて一言目からやられました。
両隣見たら同じように聞き入っていて、やられているようでした。
「誰かが拾った小さな幸せは わたしからこぼれ落ちたものかもしれない」
この嫉妬にも似た感情が好きです。

back number「水平線」

初めて聞いた時感動して、初めてYouTubeのコメント欄に感想を書きました。
いいねがたくさんついて嬉しかったです(笑)。
きれいごとを一つも言ってないのに、聞き終えた後勇気をもらえる素晴らしい楽曲です。

プロフィール

橋口洋平(ハシグチヨウヘイ)

1983年12月14日生まれ、東京都出身。2009年12月に結成されたバンド・wacciのボーカリスト / ギタリスト。鈴木愛理への楽曲提供や吉田山田との楽曲の共同制作、足立佳奈とのコラボなど、バンド外でもさまざまな音楽活動を展開している。wacciは2021年11月に東京・日本武道館にて有観客のワンマンライブ「wacci Live at 日本武道館 2021 ~YOUdience~」を開催。現在テレビ東京系で放送中の連続ドラマ「駐在刑事Season3」に、オープニングテーマとして新曲「トータス」を提供した。

wacci OFFICIAL WEB SITE - ワッチ 公式ウェブサイト
はしぐち@wacci (@hashiguchiyohei) | Twitter
はしぐち(@ hashiguchi_wacci)|Instagram

HARUNA(SCANDAL)

OH MY GIRL「Dun Dun DANCE」

BTS「Permission to Dance」

TOMORROW X TOGETHER「0X1=LOVESONG(I Know I Love You)feat. Seori」

2021年は K-POP三昧な1年でした。
コロナ禍になり予定していたライブが延期や中止になったり、立ち止まってしまったことで音楽制作が思うようにいかず少し心が疲弊してしまった時期もありましたが、難しいことは考えず純粋に音楽って最高!楽しい!!って気持ちを再び感じることができた「Permission Dance」と「Dun Dun DANCE」にはミュージシャンとしても人間としてもすごく救われたなと思います。
選んだ3曲中2曲のタイトルに“DANCE”が入っているのも、とても今年の気分が表れてますね。
バンドサウンドが強調された「0X1=LOVESONG」はロックとK-POPのハイブリッド感が気持ちよくてたくさん聴きました。この曲のテヒョンの歌声が好きです。

プロフィール

HARUNA(ハルナ)

1988年8月10日生まれ、愛知県出身。2006年に大阪・京橋で結成されたガールズバンド・SCANDALのボーカリスト / ギタリスト。2014年に上演された舞台「銀河英雄伝説 第四章 前篇 激突前夜」に出演。2018年8月には1st写真集「SOMEWHERE」を発売した。SCANDALは2022年1月26日にニューアルバム「MIRROR」を発売する。同年3月からはワールドツアー「SCANDAL WORLD TOUR 2022 "MIRROR"」の開催を控えている。

SCANDAL Official Website SCANDAL公式サイト
SCANDAL HARUNA (@scandal_haruna) | Twitter
SCANDAL HARUNA(@haru_na810)|Instagram

PORIN(Awesome City Club)

崎山蒼志「嘘じゃない」

Vaundy「しわあわせ」

宇多田ヒカル「One Last Kiss」

コロナ禍の自粛期間にアニメをたくさん観ていたのですが、中でも特にハマっていたアニメのエンディングとして流れていたのが崎山蒼志さんの「嘘じゃない」。崎山さんの青々しく、エモーショナルな歌声が心にグッときて何回聴いても泣いてしまいました。「しわあわせ」は以前音楽番組でVaundyさんと共演させていただいたときに歌われていたのを拝聴したのですが、素晴らしくて鳥肌がたってしまいました。「One Last Kiss」は歌詞もアレンジも、もちろん歌も、どれをとっても最高に格好良くて、今年たくさん聴かせていただきました。

プロフィール

PORIN(ポリン)

2013年に東京で結成された男女ツインボーカルのグループ・Awesome City Clubでボーカル、作詞を担当。アパレルブランド・yardenのディレクター。2021年1月に公開された映画「花束みたいな恋をした」に本人役で出演した。Awesome City Clubは同年に「花束みたいな恋をした」のインスパイアソング「勿忘」を発表。この曲は各ストリーミングサービスで上位にランクインし続け、関連動画を含む総再生数は10億回を突破した。同年12月には自身最大キャパとなる東京・東京ガーデンシアターにて、ワンマンライブ「Awesome Talks One Man Show 2021 - to end the year -」を行った。2022年春には、約2年ぶりとなる全国ツアー「Awesome Talks One Man Show 2022」の開催が控えている。

【Awesome City Club オフィシャルサイト: 僕らがオーサムシティで生きる記録】
PORIN (@pppppporin) | Twitter
PORIN(@ppporin)|Instagram

三原康司(フレデリック)

東京事変「緑酒」

KIRINJI「再会」

サカナクション「プラトー」

今回選曲したアーティストは昔から自分の音楽に多大な影響を与え2021年も変わらず根強く自分を鼓舞してくれました。特に歌詞が沁みる刺さる曲を選曲しました。相変わらずものすごい速さで移り変わる音楽シーンの中でも色褪せず、それでいて現代へのメッセージを感じる楽曲に魅了されました。勝手ながら長く音楽を続ける意味を捉え勇気づけられた楽曲達です。

プロフィール

三原康司(ミハラコウジ)

1990年2月20日生まれ、兵庫県出身。同県の神戸で結成されたバンド・フレデリックでベース、コーラス、作詞、作曲、アートワークを担当。フレデリックは2021年2月にバンド初の東京・日本武道館公演「FREDERHYTHM ARENA 2021~ぼくらのASOVIVA~」を成功させた。同年に和田アキ子の楽曲「YONA YONA DANCE」をプロデュースし、2022年1月にこの曲のセルフカバー「YONA YONA DANCE(フレデリズム Ver.)」を配信リリース。同年3月に3rdフルアルバム「フレデリズム3」を発売し、6月には東京・国立代々木競技場第一体育館でバンド史上最大規模のワンマンライブ「FREDERHYTHM ARENA 2022」を開催する。

フレデリック FREDERIC OFFICIAL WEB SITE
三原康司 フレデリック(@miharakoji)|Instagram

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