44MAGNUMのベーシスト・吉川“BAN”裕規が2021年までの活動をもってバンドを脱退したことが発表された。
BANは44MAGNUMのオリジナルメンバー。2013年に44MAGNUMがデビュー30周年を迎えたタイミングでバンドに復帰した。しかしバンドが各メンバーのミュージシャンとしてのスタンスや、スケジュールなどいくつかの問題に接しながら活動を続けていく中で、44MAGNUMがより一層勢力的に活動するために熟慮した結果、今回の発表に至ったという。2022年より44MAGNUMは梅原“PAUL”達也(Vo)、広瀬“JIMMY”さとし(G)、宮脇“JOE”知史(Dr)、STEVIE(Vo)にサポートメンバーを加えた編成で活動していく。
なお、BANは脱退にあたって、Twitterアカウント「MORE FIRE HERE/GRAND SLAM」で声明を発表。44MAGNUM脱退後も音楽活動を続けていくことを表明し、「私にも、まだまだ持ち続けている夢があります。その夢の実現に向けて邁進していくので、これからも応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送っている。一方、44MAGNUMメンバーのPAULは「MAGMANIAの皆様。俺が病気を公表して5人で走って来た。皆、色んな葛藤、プレッシャーのある中“友”に闘って来て、出した答えがこれだった。これからも皆、音楽は続けて行く事は変わらない。俺もギリギリまでやって行くつもり。C ya soon…Bro!」とTwitterに投稿。さらにJOEは「悲しいけどお互いに選んだ結果です」、JIMMYは「長年の問題課題でもあった結果、残念ながらこれが最善の道に…。オリジナル・メンバー編成に拘る事の限界。理解ください。 #人間万事塞翁が馬」、STEVIEは「メンバーの前にファンであるオレも辛いけど、BANの今後を応援してください」とそれぞれコメントしている。