新人女性シンガー・krage(クラゲ)が、4月放送開始のテレビ東京系ドラマ「寂しい丘で狩りをする」で主題歌を担当することが発表された。
krageはこれまで音楽配信や、アーティストの作品にフィーチャリング参加するなど自主で活動を展開。2020年にYouTubeに投稿したTK from 凛として時雨「unravel」をカバーした動画が130万回を超える再生数を記録した。そんな彼女のメジャーデビュー作にあたるドラマ主題歌は「HIBANA」。この曲はドラマのために書き下ろされた楽曲で、作詞を蒼山幸子(ex. ねごと)、作曲を神谷志龍が手がけた。
ドラマ「寂しい丘で狩りをする」は芥川賞作家である辻原登による同名小説が原作のドラマ。男たちの身勝手な欲望により身も心も傷付けられた2人の女性が、絶望から希望をつかむために男たちへ立ち向かっていくクライムサスペンスとなっている。主演は倉科カナ。4月22日(金)の初回放送を前に、Paraviおよびテレ東のYouTube公式チャンネルでは、本日21:00に第1話の配信がスタートした。
川村庄子氏(テレビ東京制作局ドラマ室)コメント
krageさんの歌声を聴いた時、主題歌はこの方に是非お願いしたいと思いました。
“追われる側が追う側に、狩られる側がいつの日か狩る側に……!”中毒性に溢れた想像を絶する「クライムサスペンス」の根底にあるのは、深い愛とその先にある憎しみです。運命に翻弄されながらも遂に立ち上がる主人公みどりの強さと儚さ。強く切ない神谷さんのメロディラインと蒼山さんの歌詞のもと、krageさんの限りなく透明感ある美しい歌声が見事にハマって……鳥肌モノでした!! 制作に携われた皆様に感謝しかありません。
krageさんの歌を聴いて、たくさんの皆様に「#さびおか」の沼にハマって頂けたら嬉しいです。
萩生田宏治監督(「寂しい丘で狩りをする」)コメント
krageさん、主題歌ありがとう! 犯罪被害者となった女性の救済をテーマとしたドラマ。出口の光を求めて奮闘中に彼女の歌声が届いた。見たこともない新しい世界に物おじせず凜と切り込んでいく声の力に心が震えた。伸びやかな声が「風」と歌う時、言葉の意味を超え、きびしく吹き荒みながら時にやさしく頬をなで、背中を押してくれる、そんな体感したことのない「風」を感じた。そしてkrageさんは「光」と歌う、その出口を求めて、主人公たちを見つめていきたいと思った。
テレビ東京系「寂しい丘で狩りをする」
2022年4月22日(金)25:53~26:23
<出演者>
倉科カナ / 久保田紗友 / 竹財輝之助 / 丸山智己 / 黒羽麻璃央 / 祷キララ / 忍成修吾 / 瀬戸さおり / 藤田弓子 / 平山浩行 / 高橋英樹