Snow Manが主演を務める映画「おそ松さん」の公開記念舞台挨拶が、本日3月26日に東京・TOHOシネマズ六本木で開催された。
昨日3月25日に全国200館で封切られ、初日だけで観客動員23.7万人、興行収入3.3億円を記録している「おそ松さん」。公開記念舞台挨拶では、キャストのSnow Man、高橋ひかる、前川泰之、桜田ひより、英勉監督が登壇し、お気に入りのシーンや印象に残っているシーンについてトークしたほか、昨日3月25日に29歳の誕生日を迎えた宮舘涼太を登壇者たちと観客とで祝福した。
3月9日に“未完成報告会”が行われていた本作。最初の挨拶で物語終わらせ師・クローズ役の阿部亮平は「報告です! 間に合いました! 監督本当に編集お疲れさまでした」と監督を労い、「とても映画が盛り上がっていると聞きまして、僕は終わらせ師ですけれど、この盛り上がりは終わらないでほしいなと思っています」と語る。阿部のうますぎる挨拶にメンバーたちは「2週間前から決めてただろ!」と総ツッコミしていた。
登壇者たちがそれぞれお気に入りのシーンを挙げていく中で、渡辺翔太は「おそ松と一緒のシーンが多かったんですけど、ラブストーリーの撮影の日はすごく静かなんですよ。普段は裏でもトークをぶん回してるのに」とおそ松役の向井康二の役作りに言及。向井が「ラブモードですから前日はパックもしました!」と胸を張ると、佐久間大介は「こいつ痛いんですよ。『明日はこういうシーンか……』って意気込んで(笑)」と向井の気合いの入れようをいじる。向井はラブシーンもありながら、下半身が丸出しになった体を張ったシーンもあり、渡辺は「観て驚愕したのがおそ松ですね。あのシーンは一緒の撮影ではなかったんですが、本当に脱いでて。本当に体を張っていてすごいなって感心しました」と向井の演技を褒める。宮舘涼太も見どころを聞かれた際に「普段はこんなこと言いませんけど、こういう機会ですから……向井康二の演技ですかね。個人的に一番刺激を受けましたね。彼なりの努力を感じられました」とコメント。向井は正座で宮舘からのありがたいお言葉を噛みしめ、「舘様! ありがとうございました!」と宮舘に土下座をしていた。
一方で、トト子役の高橋ひかるは「向井さんのいいところを言っていただいたので、私は悪いところを……」とニヤリ。「(現場に)入りたてなので待機中にコミュニケーションを取ろうとすると『話しかけんといて! ラブモードに入ってるんで!』と言われたんです」と向井の冷たい態度を告発すると、向井は「関西色(高橋は関西出身)を入れたくなかったの! 月9ムードに入ってたから!」とうろたえる。高橋が「傷付いたけど、スクリーンで見たらすごく目がキラキラしていてよかったですよ。普段はキラキラしていないのに、本当に素敵なラブシーンでした」と嫌味を言うと、向井も負けじと「スクリーン上では盛れてたよね」と高橋をいじる。2人の仲睦まじいやり取りに会場には笑いが起こっていた。
フォトセッション時には金色の巨大なくす玉が登場し、登壇者たちでそれを割ると、中からは「宮舘涼太さん誕生日おめでとう」の垂れ幕が。突然のサプライズに宮舘は驚きつつも、キメ顔でフォトセッションに応じ、岩本照も「本日は宮舘涼太さんの誕生日会にお集まりいただきありがとうございます」とノリノリ。最後までステージに残り、くす玉に寄り添った宮舘は、華麗なハイキックを決めて向井のエスコートを受けながら退場した。
※高橋ひかるの「高」ははしご高が正式表記。