Uruの新曲「それを愛と呼ぶなら」がTBS系日曜劇場「マイファミリー」の主題歌に決定した。
「マイファミリー」は二宮和也演じるゲーム会社の社長・鳴沢温人が、小学生の娘を誘拐され、多部未華子演じる妻・鳴沢未知留と力を合わせて誘拐犯と戦うドラマ。何もかも手に入れたはずの主人公が、一番大切なものを失ったことで直面する数々の試練、浮き彫りになっていくさまざまな人間模様が家族の絆とともに描かれる。
Uruの楽曲が日曜劇場の主題歌として使用されるのは、2020年1月期にオンエアされた「テセウスの船」の主題歌「あなたがいることで」以来、約2年ぶりとなる。「それを愛と呼ぶなら」はこのドラマのために書き下ろされた楽曲で、作詞・作曲をUru、編曲を「あなたがいることで」以来2度目のタッグとなる小林武史が担当。失敗したからこそ気付くことのできる思いを歌った、聴く人を鼓舞するような力強くも包容力のある楽曲となっている。
Uru コメント
この曲は、一度躓いてしまったからこそ気付けたことや、それによって自分はどう変わっていくのかという心情を歌った再生、再起の曲として作りました。メロディーや歌詞も含め、前を向けるような、大切な人への気持ちに素直になれるような曲にしたいと思いながら作ったので、この気持ちがドラマとリンクできたら嬉しいですし、曲を聴いた人の心にも伝わって欲しいなと思います。
小林武史 コメント
Uruさんの声や歌には、装飾や安直な派手さを寄せ付けないところがあると思っています。
僕も他ではなかなかやらないような細かなアレンジを、目立たないところで施したりしてるのですが、できるだけ骨組みの力強さに近づくようにと思って、音作りをやりました。
今回は、彼女やドラマの伝えていくべき事が、力強さの結晶のようにあぶり出されたような気がしています。
そして、Uruさんの名曲がまた生まれたような気がしています。
飯田和孝プロデューサー コメント
主題歌の製作をお願いする際、“大切な人を改めて大切と思える前向きなラブソング”、それが、Uruさんにお伝えしたキーワードです。
「それを愛と呼ぶなら」を初めて聞いた時、とてつもなく大きな問題に直面し、葛藤したり、悩んだり、泣いたり、怒ったり、そんな登場人物たちの背中をポンと押してくれる、優しくも力強い楽曲だと感じました。困難に直面する温人や未知留を包み込んでくれる曲と共に、ドラマを楽しんでいただけたらうれしいです。