サウンドプロデューサー・ANCHORがTOY'S FACTORY内のレーベルVIAよりメジャーデビューすることが発表された。
ANCHORはアニメ、声優、ゲーム、アイドル、アーティストへの楽曲提供、サウンドプロデュースなどを幅広く手がける気鋭のアーティスト。ピエール中野(凛として時雨)、Nob(MY FIRST STORY)、滝善充(9mm Parabellum Bullet)とともにクリエイターユニットZiNGを2017年に結成するなど、多方面で活躍している。
メジャーデビューの発表と合わせて、8月に公開される映画「サバカンSABAKAN」の主題歌をANCHORが担当することも明らかに。主題歌「キズナ feat.りりあ。」はANCHORが学生時代に聴いていた思い出の楽曲であるORANGE RANGEの「キズナ」をアレンジし、りりあ。をボーカリストとして迎えた楽曲で、YouTubeでは楽曲を使用した予告編が公開されている。ANCHORとりりあ。に加えて、映画の音楽を担当する大島ミチルのコメントも到着した。
ANCHOR コメント
思い返せば初めてアコギで弾いた夏の曲も文化祭で演奏した星空の曲も駆け出しの作家時代憧れて何度も聴き返したアニメの曲も自分の人生に欠かせない曲はいつもTOY'S FACTORYから出てるものでした。
私の音楽を応援してくださった方々や聴いてくださった方々の声援がきっかけで音楽を始めた時に夢見て、作曲家として生きると決めた際に諦めたアーティストという夢を憧れていたレーベルと遺伝子を分けたVIA/TOY'S FACTORYから素敵な作品と共にデビューという形で叶えられて幸せです。
これからVIAと共に私自身成長し、未来のアーティストたちの道標になれるよう変わらない自分の楽曲で大好きな音楽業界に恩返しして参りますので、是非一緒に夢の続きを歩んでいただけましたら幸いです。
りりあ。コメント
金沢監督からオレンジレンジさんの「キズナ」を主題歌として歌って欲しいとお話をいただいた時は私で良いのかと戸惑いました。
監督から「キズナ」への熱いこだわりをお聞きして、この素晴らしい作品が完成した時に私の歌声で幕を閉じる事がとても光栄で「やらせていただきたいです。」とお返事しました。
この作品はとにかく観て!の一言です!
後悔しないと思うので是非観ていただきたいです。
大島ミチル コメント
映画「サバカン SABAKAN」の作曲は金沢監督が私の音楽の「風笛」が大好きとのことでお話をいただきました。監督はとても穏やかで、でも音楽のイメージを明確に持っていらっしゃいました。映像を最初に見た時、長崎出身の私はその懐かしい風景や言葉に湿度を感じました。春や秋は少し生暖かく、夏はセミの鳴き声とジリジリした暑さ、冬場は底冷えではない寒さ…この映像は記憶であり、優しさでもあります。私の中では故郷の家族、友達はいつも温かくそこにあって遠くから見守ってくれる存在です。その甘酸っぱく、ほろ苦くかつ包み込むような思い出を今の心と重ねて作曲をしました。素敵な映像と役者さんたちと一緒に音楽も楽しんでくださると嬉しいです。