NHK「みんなのうた」の8、9月の放送曲が発表された。
今回放送曲に選ばれたのはSexy Zoneの「惑星」、SAKANAMONの「南の島のハメハメハ大王」、DISH//の「Replay」、渡辺美里の「愛がお仕事」の4曲。Sexy Zone、DISH//、渡辺美里が「みんなのうた」の放送曲を担当するのはこれが初となる。
Sexy Zoneの「惑星」は「人と人との気持ちのよい距離感」や「離れていても心がつながっている」というメッセージを、惑星になぞらえて描いたラブソング。作詞は金井政人(BIGMAMA)とMiNE、作曲は川口進、MiNE、Atsushi Shimadaが担当した。映像は影山紗和子が制作する。
SAKANAMONの「南の島のハメハメハ大王」は「みんなのうた」の新企画「名曲カバー」の第1弾にあたる楽曲。「南の島のハメハメハ大王」のオリジナル版は1976年に初放送され、ヒモ人形による映像で人気を博した。SAKANAMONバージョンはAC部がアニメーションを手がける。
DISH//の「Replay」は「NHK全国学校音楽コンクール」中学校の部の課題曲にも選ばれているナンバー。「学生時代の奇跡のような時間を大切に、未来に向かっていこう」というみずみずしいメッセージを、映像作家・倉澤紘己による絵画調のアニメが彩る。なおDISH//の北村匠海はグループ結成前の10歳の頃に、「みんなのうた」のオーディションを経て、2008年初オンエアの楽曲「リスに恋した少年」を歌唱している。
渡辺美里の「愛がお仕事」は親子、パートナー、ペットなど、身近でかけがえのない存在への感謝の思いを込めた1曲。何気ないけど幸せあふれる日常を、自身もペットの犬が大好きだという渡辺がさわやかに歌い上げる。映像制作は「みんなのうた」で数多くのアニメを手がけてきた南家こうじが担当する。