なにわ男子の大西流星が、本日7月25日に東京・スペース FS汐留で行われた映画「この子は邪悪」の完成披露イベントに登壇した。
9月1日に公開される「この子は邪悪」は、かつて一家で交通事故に遭い、心に深い傷を抱える少女・窪花が主人公の物語。南沙良が花、大西が花と心を通わせる少年・四井純、桜井ユキが植物状態から目を覚ました花の母・窪繭子、玉木宏が脚に障害を負った花の父・窪司朗を演じ、片岡翔が脚本と監督を担当した。
完成披露イベントで、大西は「単独で映画に出演するのは初めてだったので、うれしかったです。こんなにもすごい世界観の映画に携われて、幸せでした」と語り、役柄について「(純は)16歳で、僕より4歳下なのに大人っぽい。正義感があって、20歳の僕でも憧れるような人。純くんの行動を見て、勇気を持ってもらえたらなと思います」とコメント。また南との共演を振り返った大西は「目薬の差し方を教えてもらったんですけど、上を向かずにまっすぐ差す姿に衝撃を受けて! かっこいいなーって!(笑)。習得して、なにわ男子のメンバーの前で見せたら『流星、何それ! 俺にも教えてや!』と言われました」という裏話も披露した。
南と大西を「頼りがいのある2人!」とたたえた玉木は、大西について「撮影していた頃は、大西さんが、なにわ男子としてデビューする前。今は大忙しだなと思うので親心で見守っています」と語り、「ちょっとしたアクションも軽く教えるだけですぐできて、現場では器用に順応していました」と振り返る。大西は「玉木さんが現場で『デビューできたらいいね』と声をかけてくださったりして、そういう会話があるおかげで、変な緊張感もなくお芝居にすんなり入ることができました。めちゃくちゃ声がいいんで癒やされながら、こういうたくましい大人になりたいなと思いました」と玉木への信頼を明かした。
イベント中盤にはタイトルにちなみ、キャストが「自身の邪悪な一面」を発表していく場面もあり、大西は「自分の話ばかり」と発表。「メンバーが盛り上がっているときは周りで笑っている、俯瞰で見てるほうなんです。でも、最年長メンバーの藤原丈一郎くんと1対1でごはんに行ったときに、丈くんの話している内容に関連して、自分の話が思いついてしまって。『そういえばさ!』で切り出すことが2、3回あったらしいんです。『流星って本当に人の話聞かへんよな(笑)』って説教されました」と語る。これを受けて玉木が「現場では気遣いができて、そんなことみじんも感じなかった」と伝えると、大西は「思い付いたらすぐ話したい。関西人なところが出ちゃうんですかね」と自己分析した。
(c)2022「この子は邪悪」製作委員会